人生にゲームをプラスするメディア

第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展 吉江 淳 写真展「沖縄」を開催



株式会社ニコンおよび株式会社ニコンイメージングジャパンは、ニコンプラザ東京の写真展会場「ニコンサロン」にて、第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展 吉江 淳 写真展「沖縄」を2026年9月2日(水)より開催します。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16573/678/16573-678-9321903755d03d694b24099259f0b396-1615x1260.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■作家のコメント
長いあいだ沖縄を敬遠していたのは、一人旅のいわゆる南の島への嫉妬半分の偏見を別にすれば、写真を撮ることがとても難しい土地だと感じていたからだ。国家、政治、民族、慣習など複雑で慎重な問題があるなかで、常に目の前に対して批評的であることを強いられると考えていた。「沖縄」を撮らなくてはならないのだろうと。

それから15年、かの地はわたしにとって撮れないことを痛感するところであると同時に、撮らないことを考える場所でもあった。そのうえで歩き見てただ撮ることを続けるしかないということ。
廃墟のホテル、郊外の家畜小屋、高速沿いの赤茶けた耕地、息が詰まるほどの落書き看板、空の音がよく反響する真新しい住宅地、深い緑の底に護岸された川。
土地には必ず積み重なりがあり、目の前に見えている世界は、過去から無数に連なるレイヤーの表皮としてある。
わたしたちは地層のように重なる時のうえに立っているにすぎないのだと感じるとき、何気ない風景がぽっかりと口を開け、その奥に深い淵が静かに横たわっているような気がする。

【プロフィール】
吉江 淳(よしえ あつし)
1973年、群馬県生まれ。
人工と自然、中心と局所、新しいものと古いものなどの両義性について考えつつ撮影を続けている。

〈主な写真集〉
2014年「地方都市」蒼穹舎
2016年「川世界」Salvage press
2024年「出口の町」ふげん社
2026年「沖縄」赤々舎

第25回(2023年度)三木淳賞受賞

■第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展 吉江 淳 写真展「沖縄」
会場:ニコンサロン(ニコンプラザ東京内)
展示期間:2026年9月2日(水)~9月14日(月)
開館時間:10時30分~18時30分(日曜日休館/最終日は15時まで)

■「ニコンサロン」について
ニコン創立50周年を記念して1968年1月に銀座三丁目に開設された、写真文化の普及・向上を目的とする写真展示場です。開設記念となる第1回写真展「木村伊兵衛の眼」を開催以来、写真の展示や講演会の開催など、多くの写真家・写真愛好家の方々に写真活動の場を提供してきました。
プロフェッショナル・アマチュアの壁を取り払い、企業戦略に影響されず、あらゆる分野の優れた作品の展示場として運営してまいります。

プレスリリース提供:PR TIMES