『World of Goo』(グーの惑星)の2D BoyはPC版のダウンロード販売において「ゲームをユーザーの好きな価格で販売する」というキャンペーンを展開。定価である20ドル(約1840円)に対し、ユーザーたちがゲームに支払った価格の平均は2.5ドル(約230円)。5ドル(約460円)~9.99ドル(約920円)支払ったユーザーが29.2%と最も多く、定価である20ドル以上を支払った人は1.9%と2番目の少数派となっています。 同社のRon Carmel氏は「ゲームの価値というものを直感で決め購入に繋げるユーザーがこれだけ多く存在する事が分かったと言えるのではないか」と語っています。
従来の方法は、ディスクやカートリッジ、カードという物理的なメディアを販売するもので、実体が手にはいるという分かりやすさがあります。 英国のゲームショップGamestationが予定している『ゼルダの伝説 大地の汽笛』の限定版『The Legend of Zelda Spirit Tracks Limited Tin Edition』は通常版より高いのですが、金属製ケースとフィギュア2体が付属しており、高い満足度を提供してくれます。 対するダウンロード販売はデータのみであり、それゆえに流通コストがかからず在庫のリスクもなくなります。また、『World of Goo』のキャンペーンのように、価格を自由に変えることができます。