吉田:内容も大きく変わりました。前作『God of War: Ascension』までを一区切りとして、PS4からはまったく新しくなっています。舞台も北方の地に変わりましたし、ゲームシステムもかなり変わっています。カメラもアクションゲームでよくある、トップビューに近い俯瞰視点だったものが、今作ではぐっと近づいて三人称視点になりました。結果として、より戦略的なコンバットを意識するものになっています。これまでは力押しで、比較的誰でも遊べるものでした。もちろん、あれはあれでよかったんですが、もう少し深みのあるバトルシステムになっています。また親子の関係が入りました。そのためクレイトスというキャラクターをまったくゼロから見直しました。
――ナンバリングタイトルでなくなったのも、それが理由ですか?
吉田:そうですね。まったく新しいチャプターの1作目という位置づけです。
――開発はいつから?
吉田:『God of War: Ascension』が出たのが2013年でしたから、それからになりますね。