TVアニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』がこの7月より放送スタートする。超一流の才能を持つ高校生たちが、閉鎖された学園内で“コロシアイ”を繰り広げ、さらにその犯人を見つけ出す“学級裁判”を描いた『ダンガンロンパ』の最新アニメだ。「希望ヶ峰学園」シリーズの完結編となる本作は、「未来編」「絶望編」の2部構成。しかも、同じ週に2タイトルが放送されるという、異例の放送形式で、原作ファンのみならずアニメファンからの注目度も高い。 今回アニメ!アニメ!では、シリーズの生みの親であり、本作で総指揮を手がける小高和剛氏にインタビューを敢行。アニメならではの挑戦や制作の裏側など話を訊いた。 [取材・構成:沖本茂義]
※本記事では『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』を『1』、『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』を『2』、『ニューダンガンロンパ∨3 みんなのコロシアイ新学期』を『∨3』、『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』を『3』(『3』の各作品を指すときは『未来編』、『絶望編』)と表記することがあります。
■「未来編」と「絶望編」 異例の同週ダブル放送
――シリーズ完結編となる『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』がこの7月より放送スタートです。まずはなぜ完結編を「ゲーム」ではなく「アニメ」で描こうとしたのかお聞きしたいです。