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「栄冠ナイン」はスマホとの相性も抜群!より遊びやすくなった『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』 先行プレイレポ

『パワプロ』の「栄冠ナイン」は、スマホアプリとの相性も抜群!

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「栄冠ナイン」はスマホとの相性も抜群!より遊びやすくなった『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』 先行プレイレポ
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9月20日に配信開始予定の『パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード(以下、栄冠クロス)』は、『パワフルプロ野球』シリーズの人気モードである「栄冠ナイン」を単独のゲームとして遊べるタイトルです。

近年は人気VTuber事務所による「栄冠ナイン」を使用した大規模イベント「にじさんじ甲子園」の盛り上がりなどもあり、野球に興味ある/ないに関わらず本作を期待されている方も多いかと思います。基本無料というのも、「『栄冠ナイン』に興味はあったが、わざわざ『パワプロ』を買うのはちょっとな~」というユーザーにとっては嬉しい点でしょう。

と、いうことで今回はそんな期待の新作アプリ『パワプロ 栄冠クロス』を一足先にちょっとだけ体験してきましたので、そのプレイレポートをお届けします!なお、後日家庭用ゲーム機でも配信予定です。

まず、知らない人のために前提となる「栄冠ナイン」について改めて説明していきましょう。「栄冠ナイン」は前述の通り家庭用版の『パワフルプロ野球』の人気モードで、高校野球を題材にした育成シミュレーションゲームです。主人公は高校の弱小野球部の監督となって甲子園優勝を目指し、理想のチームを育成していきます。「甲子園優勝を目指し」とは書きましたが、べつに優勝してもクリアではないので、いつまでも続けられます。もし、たまたま強いチームが育成できたとしても、選手が三年間でどんどん入れ替わっていくため、長期的に新鮮な気持ちで遊び続けることができるのです。

「栄冠ナイン」は通常の『パワプロ』とは違い、選手として打球に反応するようなアクション要素は一切廃され、どちらかといえば運要素も絡むカジュアルなプレイ感になっています。「シミュレーションゲーム」と説明しましたが、実際のプレイ感はカードゲームに近いかもしれません。とはいえ、真面目にやると結構頭を悩ませることもあり、かなりハマってしまうモードです。何日もかけてじっくりとやり込むのが楽しいモードですが、一回にまとまったプレイ時間を必要としないため、アプリにするというのはかなり向いていそうですよね。

筆者は実際の野球にはほとんど、というか一切興味がないのですが、『パワフルプロ野球』だけは好きなシリーズで、「栄冠ナイン」を大きな目当てに近年は毎作購入しています(あと「マイライフ」も結構好きです)。そして、筆者が特段変わり者というわけではなく、自分のようなプレイヤーは、実はかなり多いように見受けられます。間口が広く、遊びやすく、そして中毒性が高いというのが「栄冠ナイン」の特徴だと思います。

まず、アプリ版ということでどうしても気になる課金要素、つまりガチャの話をしていきます。本作には家庭用版と違い「特待生スカウト」という要素があり、これがいわゆる「ガチャ」となっています。

特待生は(特に序盤に手に入るような)通常の生徒に比べて性能が高く、卒業させたあと再入学させることが可能です[MY4]。使える人数も限られているので特待生を中心にチームを作る、というよりは強力な補助要素、というイメージですね。

また、特待生スカウトからは「マネージャー」も出てきます。なんとなくですが、筆者のスマホゲー経験上、強いマネージャーを出しておくほうが優秀な選手を揃えるより重要になりそうな気がしています。

ということで、さっそく育成開始。通常の「栄冠ナイン」と同じく、監督名や高校名に加えユニフォームなどを設定可能です。なにより重要なのは高校のある地域で、たとえば強豪校がひしめくような地域だと難度が上がります。伝統的に「島根」が初心者におすすめとされていますので、筆者は毎回何も考えず島根を選んでいます。

特待生も一般の入部希望者もきまった人数しか入学させることができません。スクリーンショットでは5人の希望者がいますが、4人が入部の上限になってます。また最初の特待生上限は2人でした。画面構成上最終的にも3人までしか特待生を入学させられないようなので、特待生が一校に同時に存在できるのはおそらく最大9人。特に始めたては特待生のみでチームを作るというのはあまり現実的ではないように思います。

ゲームの進行によって、学校の評判が上がることで、より多くの入部希望者を入学させることが可能になるようです。また、一般の入部生は名前と外見を変更できるので、家庭用版と同じようにモブ生徒に個性を見出し愛情を注ぐようなプレイングもできます。筆者はそれが「栄冠ナイン」の醍醐味だとも思います。

ゲーム進行は家庭用版の「栄冠ナイン」とほぼ同じです。練習内容などが描かれた進行アイコンについている数字分だけ日数が経過するので、それで狙ったパネルに止まりながらゲームを進行させる、ちょっと「すごろく」に近いようなゲーム性になっています。来るアイコンはランダムですし、パネルも何が来るかはランダムなので、前述のとおりかなり運要素が強いです、がその中で最善をつくしながら遊ぶのが本作の面白さであり、魅力といえるでしょう。

実際にプレイしてみて思ったのは、そもそも「栄冠ナイン」のプレイ感がかなりアプリ向きだなあ、ということ。行動を選ぶだけなので、忙しいアクションはないもののテンポ感がよく、たとえば「電車の中でちょっとだけ遊ぶ」みたいなのも向いてそうだと感じました。

試合も同じように戦術アイコンを選択していくシステムです。基本的に高い数字の戦術アイコンを選んだほうが「強い」とされているのですが、噛み合わせのようなものが存在するため、単純に数字だけがすべてというわけではありません。このあたりも運が絡むところです。家庭用版に比べ試合の操作は簡易になっており、またあまり長く連続して操作できないため、家庭用版で強いとされている特殊能力の「魔物」も、アプリ版ではそれほど劇的な効果を発揮しません。個人的には、むしろいいバランスで使えるようになっていると思います。

ゲーム開始直後の母校はかなり弱い状態なのですが、格上相手にもなんとか勝利することができました!ちなみに特待生は試合に出しておらず、エディットした新入生を中心にしています。これで勝てるバランスであれば、おそらく特待生にそれほど頼らなくても一人用でプレイするぶんにはコンソール版と変わらない楽しみ方ができそうです。

今回の先行試遊ではゲーム内時間で約一年、卒業生が出るまでプレイしました。一年遊ぶとチームを保存でき、そのチームで「スタジアム」という、特典のある対戦モードのようなものに挑むことができます。

また、「栄冠ナイン」卒業式イベント後に選手育成能力を高める「成長板」が開放されます。黒板に配置されたパネルを修得することで、チーム強化が有利に進められるようになります。なので、やり込めばやり込むほど単純に強いチームを育成しやすくなっていくのだと思います。

短時間のお試しプレイだったため、推測に頼るところがまだまだ大きいですが、触った感じでは家庭用版の楽しさを残しつつ、アプリ向けに試合時間の短縮など簡素化が図られていて、かなり好感触でした。より軽く、カジュアルに、ややスマホゲーっぽくなった「栄冠ナイン」というイメージです。モバイル向け……ということで敬遠する人もいるかもしれませんが、根本的なゲームプレイの面白さは変わらないので、家庭用版でハマった人は本作でもかなりハマってしまうかもしれません。


パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード』は9月20日に「App Store」「Google Play」で配信開始。現在事前登録受付中とのことなので、まだ登録していない方はお忘れなく!

《文章書く彦》
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