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米メディア大手・バイアコムがゲーム内広告ビジネスに参入?

ロイター通信は米メディア企業大手のバイアコムがゲーム中の広告掲載が事業として成り立つかどうか調査を進めていると伝えました。同社は1兆円規模の米ゲーム業界が一層の発展を実現する為に、広告が重要な役目を果たすだろうと考えているようです。

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ロイター通信は米メディア企業大手のバイアコムがゲーム中の広告掲載が事業として成り立つかどうか調査を進めていると伝えました。同社は1兆円規模の米ゲーム業界が一層の発展を実現する為に、広告が重要な役目を果たすだろうと考えているようです。

バイアコムはCBS(テレビ)、MTV(音楽)、パラマウント(映画)などを所有する大手メディア企業ですがゲームに関しては会長のレッドストーン氏が個人的にミッドウェイの筆頭株主である以外に会社として取り組んでいるものはありません。昨年までパブリッシャーのSimon and Schusterに出資していましたが大幅に縮小しました。しかし同社の最高財務責任者Richard Bresslerは「1兆円のゲーム産業から利益を得る方法を考えている」と述べました。

既にアクティビジョンは広告代理店大手のニールセンと提携してゲーム中の広告ビジネスを開始した事を明らかにしています。現時点では利益は余りあがらないと予想しているようですが、ゲーム産業自体も発展中ですから今後どのくらいの規模のビジネスになるかは未だ未知数です。

任天堂ゲームでも昔ディスクシステムの『帰ってきたマリオブラザーズ』に永谷園の広告が入っていて価格が安かった、という例もありますが近年では見られません。しかしゲームが一般的なメディアとみなされるようになりつつありますから今後はこのようなビジネスが一般的に行われるようになる可能性は決して少なくはないでしょう。
《土本学》
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