任天堂の岩田聡社長はGDC期間中に様々なインタビューに答えています。Bloombergとのインタビューでは、これまで言っていた世界同時発売でトーンを落とした発言を行っています。「私達は単に他社がやっているというだけの理由で世界同時発売をすることが必要だとは思いません」過去に任天堂の関係者は「世界で14週以内に発売する」としていました。またSeattle TimesのインタビューではPS3について尋ねられています。―――PS3の延期をどう思いますか?私達がレボリューションで目指しているものと、ソニーがPS3で目指しているものは大きく異なるので、彼らのスケジュールの変化は任天堂に強い影響を与えないだろうと思います。私達はPS3がいつ発売されるか考えたことはありません。私達の希望はレボリューションを2006年に発売することです。その意味で、ソニーが延期について話していることは気にしてません。ゲームキューブを発売したとき、私の個人的な考えはゲームキューブとPS2の違いを十分に見せられなかったということです。レボリューションとPS3については、非常に異なるもので、ユーザーはどちらを選択しなければ、とは思わないと思います。Xbox360とPS3とは非常に似ていますから、延期は影響があるかもしれません。しかしレボリューションには関係がありません。もちろん私達は人々がレボリューションを最初に買うことを望んでいます。私達は人々がレボリューションがマストアイテムなのだと理解することを望みます。