任天堂の宮本茂氏は先日、フランスで勲章を授与された際に欧州のプレスを回りました。EDGEもインタビューを行っていて、本誌の方に掲載されたものがネットの記事にも上がりました。少し前のものになりますが紹介します。原文では、Wiiとした所は全てRevolutionとなっています。業界の方向性について。「どんな産業だろうとプレイヤーの全てが同じ方向を向いているのは健全ではないと思います。私達は産業を拡大できるように、それぞれ幾つかの方向の可能性を常に追求すべきです。ですから、私は任天堂がやっていることは産業にとって正しいと思います。しかしまた他社が他の道が正しいと信じるのはまた健全なことです」「ひとりふたりの開発者が素晴らしくユニークなアイデアを持っていたとしても、今はそれを世に出すことができません。沢山のゲーム開発者が、自分が正しい事をしているのかどうか疑問に思いながら仕事をしています。彼らはこう考えます "自分が本当にやりたいと思っているのはこのプロジェクトやこのアイデアなんだ。でもやりようがない。だから誰かのアイデアでやるしかない" これは全く健全ではありません。もし誰か産業を拡大するような素晴らしいアイデアを持っているとして、他の誰もが大きく巨大なプロジェクトにしか興味が無いとしたら、マーケットはどのように動くのが正しいのでしょうか? 任天堂が実現したいと思うのは、ユニークなアイデアを持った小さなチームがゲーム作りに挑戦できる全く新しいプラットフォームです。そのようなゲームは世界で最も成功するゲームになる可能性を秘めています。ですから、私は任天堂にとってこの方向は全く正しいと思います」Wiiのコントローラーが盗まれるのではないか、という話で。「それはもう各企業のプライドの問題でしょう! しかし私はWiiは本当に本当にユニークで面白いものになると確信しています。それは同時に模倣者になりたい人が居るだろうということでもあります」任天堂の発信するメッセージ。「例えばWiiについて私達は次世代機とは呼びません。任天堂は新世代機と呼んでいます。私達は全ての家庭がWiiをTVに繋ぐことを望んでいます。誰かが家にきてWiiがTVの横に座って無い事に気付いたら"なんでWiiを買わないの?"となるような状況を作りたいです。任天堂はWiiを通じてテレビと人々の全く新しい関係を生み出したいと考えています。そしてそれが達成された時、人々は任天堂が今していること、ずっとしてきた事を理解するでしょう」他社について。「ソニーについては、彼らは新しいチップを設計し、コストを削減する努力をしていると思います。それはどの産業ででも重要な事です。マイクロソフトに関しては、私は彼らがゲーム開発を容易にする開発機材や開発環境の提供に関してよい姿勢を取っていると思います。私はその姿勢を評価すべきだと思います。」
『スーパーマリオ』新作アニメ映画の公開日が2026年4月24日に決定!任天堂×イルミネーションの再タッグで贈る“楽しい映画”に 2024.6.18 Tue 11:10 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」でタッグを組んだ…