バンダイナムコグループは、ゲーム開発・販売のバンプレストのゲーム部門をバンダイナムコゲームスに統合、バンダイネットワークスとバンダイビジュアルをTOBで完全子会社化など、国内組織を大幅に再編する計画を明らかにしました。バンプレストは2008年4月1日付でゲーム事業部門をバンダイナムコゲームスに移管し統合します。これによりグループのゲーム事業はバンダイナムコゲームスが一手に引き受けることになり、機動的な経営判断やリソースの有効活用が可能になるとしています。バンプレストはプライズ景品などの景品事業を中心に展開していくということです。また、バンプレスト傘下でアミューズメント施設を運営する花やしきとプレジャーキャストは、グループでアミューズメント施設事業を統括するナムコの子会社となります。携帯電話向けコンテンツ制作のバンダイネットワーク(ジャスダック上場)と、映像コンテンツ制作のバンダイビジュアル(東証一部上場)も株式公開買付け(TOB)でバンダイナムコホールディングスの完全子会社化を目指します。全株の取得が出来なかった場合には株式交換も検討しており、いずれも上場廃止になる見込みです。さらに持株会社のバンダイナムコホールディングスにグループの総務・人事・経理・情報システムなどの業務を行うシェアードサービス部門を来年4月に設置し、管理部門の効率化を図ります。この部門ではバンダイ、ナムコ、バンダイナムコゲームス、バンプレストを中心とした業務を行い、将来的にはグループ全体の管理機能の集約を行うとのこと。バンダイとナムコ経営統合のこれまで平成17年 9月経営統合、バンダイナムコホールディングス上場平成17年12月バンダイ、ナムコの関係会社管理業務・有価証券管理業務をバンダイナムコホールディングスが継承平成18年1月北米地域の組織再編(地域統括機能設立 ゲーム事業統合など)バンダイロジパルを株式交換で完全子会社化平成18年3月会社分割により新生・ナムコ設立、国内ゲーム事業統合によりバンダイナムコゲームス設立平成18年6月バンプレストを株式交換で完全子会社化平成19年1月欧州地域の組織再編(地域統括機能設立 ゲーム事業統合など)平成20年4月(予定)バンプレストのゲーム事業をバンダイナムコゲームスへ移管し統合バンダイナムコホールディングス内にシェアードサービス部門を設立
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