まだPS3/Xbox360/Wiiという3機種が揃ってから2年足らずではありますが、米国の経済誌「Forbes」は次世代ゲーム機についての記事を取り上げています。既に各社コメントしているように、次の準備を進めているようですが、登場はまだ先――2012年〜18年といった先の話になりそうです。米国のソフトメーカー、THQのBrian Farrell氏は「現行世代で感じるのは、まだ非常に初期段階で、まだまだ未開拓の部分が多く残されているということです」と言います。また、『Gears of War』の開発元で広く使われているUnreal Engineでも知られるEpic GamesのMark Rein氏も、次の世代が登場するのは2012年〜2018年のいずれかの時期になるのではないかと話します。その一方でハード開発は常に進められるものです。ゲーム機のコアとなるチップを供給するIntelやAMD、Nvidiaといったメーカーは各メーカーと活発に話し合いを進めているそうです。任天堂の岩田社長もForbesにコメントを寄せています。「私達は常に次を準備しています。次世代機も開発中です。しかしその一方で、ハードは箱であり、ユーザーはゲームを遊びたいからハードを買ってくれるのです。どのハードも革命的な特徴が必要です。Wiiでは革命的なユーザーインターフェイスを実現しました。それが次も同じかどうか、それは言えません」「多くの人が任天堂がまた次も違ったことをしてくるだろうと期待するのは自然なことです。その期待が集まれば集まるほど、期待を上回るのは更に難しいチャレンジになってきます」ソニーももちろんPS4は出すということを明確にしています。まだまだ先ながら徐々に姿を現していくことになるかもしれません。