バンダイナムコホールディングスは平成21年3月期 第1四半期業績を発表しました。それによれば、売上高899億7900万円(前年同期 961億円)、営業利益15億2800万円(44億7300万円)、経常利益24億9000万円(55億5600万円)、純利益10億1800万円(27億6900万円)となりました。事業別ではゲームコンテンツ事業は、DS向け『太鼓の達人DS 2』やWii向け『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』などが好評でしたが、大作が少なく利益率が低下、海外向けは米国が好調でしたが、欧州は前年同期を下回ったということです。業務用ゲーム機はQ2に大作が控え、前年同期には及ばなかったとのこと。売上高は255億1400万円、営業損失は2億1400万円でした。トイホビー事業では「炎神戦隊ゴーオンジャー」や「Yes!プリキュア5 GoGo!」が人気でした。アミューズメント施設事業では新規の大型店は堅調でしたが、既存店売上が86.7%と低調で苦戦しました。ネットワーク事業はモバイルコンテンツが好調で、ゲームやカスタマイズコンテンツが人気でしたが、着信メロディは会員数の減少傾向があったということです。映像音楽コンテンツ事業は人気タイトルがあったものの、DVDからブルーレイへの移行期にあって低調だったということです。組織再編もあり、8月6日付の取締役会で、傘下のゲーム事業を手がけるバンダイナムコゲームスと携帯コンテンツを手がけるバンダイネットワークスを統合することを決議したということです。統合の理由については、環境変化が激しく、競争が激しい市場で成長を図っていくためにはリソースや強みを統合する必要があると判断したいということです。2009年4月1日の統合予定となっています。
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