人生にゲームをプラスするメディア

任天堂、第2四半期業績を発表―大幅減益、通期の業績予想も下方修正

任天堂は、平成22年3月期 第2四半期(4月1日~9月30日)の業績を発表しました。

ゲームビジネス 市場
汎用画像 任天堂
  • 汎用画像 任天堂
任天堂は、平成22年3月期 第2四半期(4月1日~9月30日)の業績を発表しました。

それによれば、売上高5480億5800万円(前年同期比-34.5%)、営業利益1043億6000万円(-58.6%)、経常利益1106億1300万円(-53.4%)、純利益694億9200万円(-52.0%)となりました。

主力機種のWiiおよびDSでヒット作品に恵まれなかったこと、円高で推移し為替差損が膨らんだこと、Wiiの値下げによって利益率が低下したことなどから、前年同期と比較して大幅な減益となりました。

Wiiは、自社から『Wii Sports Resort』を全世界で発売しましたが、ハードを大きく牽引するソフトが不足し、期中のハードの販売台数は575万台、ソフトは7621万本となりました。

一方のニンテンドーDSは、ハードでは新型機「ニンテンドーDSi」を海外でも発売し1170万台を販売。ソフトは、国内では自社の『ポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー』やスクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストIX』などヒット作品もありましたが、海外では話題作に恵まれず、7115万本に留まりました。

これに伴い、通期の連結業績予想も下方修正し、売上高1兆5000億円(前年同期比-18.4%)、営業利益3700億円(-33.4%)、経常利益3700億円(-17.5%)、純利益2300億円(-17.6%)としています。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 任天堂が65歳定年制を導入

    任天堂が65歳定年制を導入

  2. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

    ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  3. 国際学生バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)決勝大会の出展作品を徹底リポート

    国際学生バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)決勝大会の出展作品を徹底リポート

  4. 「パワプロ」生みの親、大阪電通大教授・長江勝也さん死去

  5. 閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続

  6. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  7. ミドルウェア開発からゲーム制作まで~シリコンスタジオにPS3『3Dドットゲームヒーローズ』について聞く

  8. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  9. 任天堂経営方針説明会、要点チェック(8/8 17:00 update)

  10. 株式会社サクセスを名乗る架空請求にご注意

アクセスランキングをもっと見る