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『AGAIN FBI超心理捜査官』 山口プロデューサーに聞く

テクモから12月10日に発売される『AGAIN FBI超心理捜査官』は、過去と現代を交互に探りながら19年前に起きた事件の真相を暴いていくサスペンスアドベンチャーで、この分野で数多くの実績のあるシングとの共同開発で進められています。

任天堂 DS
AGAIN FBI超心理捜査官
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テクモから12月10日に発売される『AGAIN FBI超心理捜査官』は、過去と現代を交互に探りながら19年前に起きた事件の真相を暴いていくサスペンスアドベンチャーで、この分野で数多くの実績のあるシングとの共同開発で進められています。

本作について、プロデューサーの山口浩一氏にお話を伺うことができました。

―――まずゲームの概要をお聞かせいただけますでしょうか?

ニンテンドーDSを縦に持って遊ぶアドベンチャーゲームです。通常のアドベンチャーゲームのような捜査パートと、3D空間の中で過去と現在を対比して観ながら捜査するパストヴィジョンという2つのパートから成ります。パストヴィジョンでは、左側に過去、右側に現在が表示され、動きまわって怪しい物を探します。事件の痕跡は過去に見えます。でもDSはタッチスクリーン(右画面)、つまり現在しかタッチできない。過去を知りたいのに触れられない。じゃあ現在でどうするか? を考えるシステムです。


山口浩一プロデューサー


―――具体的にはどのようなゲームプレイになるのでしょうか?

パストヴィジョンでは過去を現在に再現することによって、事件当時の映像が見えるというものです。例えば、時計があったとすると、時計を事件があった時間に合わせることで当時の映像が見れるようになるという風に、過去を現在に再現することで、当時、人が何をしていたかという映像を見ることができます。そうして事件を解いていきます。

そのアクションを起こすための手がかりを得るために、捜査パートでは、過去の捜査資料を探したり、聞き込みをします。

―――ところで本作はシングさんと共同開発されているそうですね

ええ。実はシングさんとは以前私がやっていた『モンスターファームDS』の開発をしていただいた縁がありまして、その時から先方の宮川社長とは「次回はぜひアドベンチャーをやりましょう」という話をしていたんです。

―――FBIというテーマを選んだのはどういう理由だったのですか?

シングさんはニンテンドーDSで『ウィッシュルーム 天使の記憶』『アナザーコード 2つの記憶』という素晴らしいアドベンチャーゲームを作られてきました。我々テクモも『DS西村京太郎サスペンス』『DS山村美紗サスペンス』といった作品でDSでは実績があるつもりです。折角両社が組むのであれば、これまでとは異なるジャンルのアドベンチャーに挑戦したいということで、少し対象年齢も上げてシリアスなテーマを描こうということになり、自然とFBIというテーマが出てきました。

―――どのようなストーリーが描かれるのでしょうか?

舞台はアメリカの東海岸にあるクロックフォードという架空の街です。この街で、19年前に連続殺人事件が起きました。全ての現場に1ドル札の裏のピラミッドに目の部分、通称“プロヴィデンスの目”が置かれていたことから“プロヴィデンス連続殺人事件”と呼ばれている未解決事件です。。
それから19年後のある日、地元の新聞社クロックフォードタイムズに手紙が届きます。
「ジェイ、思い出せ。全てが始まったあの部屋で待つ」―――消印や封筒など全てが19年前からの手紙。
主人公であるFBI捜査官ジェイが呼び出されたあるホテルの一室。そこには血文字で「私はまた、人を殺すよ」というメッセージが…。
という感じで始まるストーリーです。

―――アドベンチャーといえばやっぱりストーリーが重要です

そうですね、一番苦労したのはストーリーでした。ゲーム内ではなるべく分かり易く構成するように心掛けましたが、過去のプロヴィデンス事件と、これから起こっていく現代のプロヴィデンス事件、そして過去の別の事件もストーリーに絡んでくるという少し入り組んだストーリーです。ただ、絡んだ糸が終盤に向かって徐々に解けていき、事件の解決へと向かってく高揚感はかなりのものに仕上がっている自信があります。

内容は僕とシングさんで大枠を決めて、シングで実績のある鈴木理香さんに最終的に仕上げていただきました。

―――イラストや画面など全体の雰囲気もかっこいいものに仕上がってますね

画面内のイラストは全て実写の俳優さんを使っています。写真をシングさんテイストに加工したものを使用していて、静止画では分かりませんが、よく動きます。演出やムービーやBGMなどはアメリカのテレビドラマなどを参考にしながら、ポップながらハードなものを用意しています。「雰囲気が出ている」と評判をいただいています。

―――それでは最後に期待している読者のみなさんに一言いただけますか?

昨年の東京ゲームショウでの発表から、随分時間が経ってしまいました。アドベンチャーゲームは手軽に遊べるということで再び人気を集めているジャンルですが、その中でも世界観もストーリーも遊びの部分もしっかりと時間をかけて作り込んだ作品になっています。本当のアドベンチャーゲーム好きの方にも満足いただける内容になっていますので、ぜひ期待していただきたいと思います。

―――ありがとうございました

インサイドでは、テクモの山口プロデューサーと共同開発のシングの宮川社長に再度『AGAIN FBI超心理捜査官』について取材予定です。皆さんから質問を募集します。頂いた内容は編集部が責任を持って両氏にぶつけてくる予定です。ぜひこちらまでお寄せください。
《土本学》
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