シティグループ証券の福田聡一郎アナリストは、関係者のヒアリングからニンテンドー3DSの海外発売の想定時期を当初の年内から来年2ヵ月下旬にずれ込むと予想、Wii次世代機の投入も来期から再来期想定に変更し、任天堂の業績予想を下方修正したとのこと。ブルームバーグが伝えました。
シティグループ証券による修正後の業績予想は営業利益2500億円で、会社計画を900億円下回る数字。投資判断を「買い」から「中立」へと引き下げています。これを受けて昨日の市場では大幅安で推移しましたが、今日は2万4000円台で堅調な推移をしています。
福田氏は「中期的な業績回復の方向に変化はないが、新プロダクトサイクル始動の遅延で業績回復のペースが従来想定より鈍化する」と21日付のレポートで言及しています。
任天堂はニンテンドー3DSの発売時期を今期中とのみ明らかにしています。日本国内では年内の公算が高い一方、海外展開は年明けになるとの見方が優勢です。
《土本学》
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