iPhone 4専用食品サンプルカバーシリーズを発表している同社だが、今回は夏本番をイメージさせるカブトムシとなった……だが、ちょっと待ってほしい。それは「食品」ではない。せめてセミならかろうじて「食用」だったのではないか……まあ、どうでもいいか。暑いし。
暑さのあまり論理的に考える気力が失せているといころへ(実際は一年365日失せている)、このカブトムシである。しかし、その仕上がりはやはりハンパない。うまそうに樹液をすする黒光りの身体と、昆虫が苦手な人なら卒倒しそうなディティール。特に手足の部分がすばらしく、日本人のオーバースペック(和製英語)ぶりを強く感じることができる。また、デパートで買えばウン万円はするサイズのカブトムシという部分には、リッチでラグジュアリーなセレブ感も見事に表現されている。
そして、前作の「冷やし中華」では35mmだった厚さが、ついに45mmに突入。それはすでにカバーではない。リリース資料には「本物が捕まえられずに悲しむ子供をあやす道具にも最適」とあるが、子供の手では到底扱うことができないサイズだ。ここには「欲しいものはそう簡単に手に入らない」というしつけを同時に行なう裏の意図があるのかもしれない(たぶん、ない)。
では、あの娘への粋なプレゼントとしてはどうだろう。このストラップをそっと差し出し、「僕と山へホンモノを探しに行かないか?」……ないな、それ。しかし、使い道よりまずはその存在を「感じる」シリーズだ。細かいことをあれこれ考えることはやめよう。なにせ暑いし。本体サイズは縦116×横60×厚さ45mm。
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