コナミデジタルエンタテインメントは5日、GMS(現gloops)に対して知的財産権の侵害に対する差止および損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提訴しました。同社によれば、GMSが8月18日より配信開始したソーシャルゲーム『大熱狂!!プロ野球カード』が、コナミが3月から配信を開始したソーシャルゲーム『プロ野球ドリームナイン』のゲームシステム、画像、演出に関する知的財産権を侵害するものと判断。警告を行ったものの、真摯な対応が見られないため、訴訟に至ったとのこと。『プロ野球ドリームナイン』は登録者数が100万人を超えるなど、ヒットを記録しています。コナミでは、「業界の秩序ある発展に資するため、またコナミの持つ知的財産権に対する侵害を排除すべく、今後も然るべき対処を行っていく」とコメントしています。ソーシャルゲームを巡る訴訟では『釣り★スタ』と『釣りゲータウン2』を巡り、グリーがディー・エヌ・エーを提訴した事例が国内ではあります。世界最大手のジンガも複数企業との間でゲームの類似性を巡って訴訟となっています。
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