本作の注目ポイントは「ARマーカーによるムービー」というわけで、現在、『ブレイブリーデフォルトAR体験アプリ』をニンテンドーeショップでダウンロードすることができます。
TGS2011で先行配布されたARマーカーも公式サイトで公開されているので、プリントアウトすれば自宅でも体験可能です。
というわけで、TGS2011での体験談を交えつつ、ARムービー体験をレポート致します!
■ARマーカーとの距離感
ではでは、まずはTGS2011の様子をお伝えいたします。『ブレイブリーデフォルト』のコーナーでは壁沿いに半径1mくらいの半円が用意され、その円の中心にA4サイズ程度のARマーカーが置かれていました。どうやらこのARマーカーと3DS本体との距離は1mくらいがベストらしいです。
■どこか懐かしい世界観
アプリをスタートさせると、どこか懐かしいメロディが聞こえてきます。船のような、要塞のような、不思議な建造物の前で、主人公とおぼしきキャラクターが他のキャラクターと会話をしているようです。暖かみのある手書き風の背景が幾重にも重なって立体感を出しています。3等身のキャラクターからもどこか懐かしさを感じますね。
■自由に動き回るARムービー
主人公とおぼしきキャラクターからARマーカーを探してほしいと頼まれ、上画面がカメラに切り替わります。ここでいよいよARマーカーの登場です。
カメラをARマーカーに合わせるとネックレスが現れました。とりあえず3DSを傾けてネックレスを追いかけると、画面が白くフラッシュバックし、その後目の前に謎の少女が現れました!大きさが等身大なので本当にそこにいるみたいです!なるほど、1mという距離は、等身大に見える距離なのですね。
現れた少女は右へ左へとフリーダムに動き回ります。3DSを傾けて少女を追いかけるのに必死です。3DS本体を縦に持つと画面も縦に切り替わり、キャラクターの全身が見えるようになります。
筆者はARマーカーの左側にいたのですが、どうやら横からだとキャラクターも横向きになるようで、少女が左側にやってくるとドアップに!心の準備ができてなかったので何故かドキドキしました(笑)
最後は地面に亀裂が入り、その亀裂に少女が飲み込まれてしまいました。崩壊する幕張メッセ・・・!これはかなり衝撃的でした。
■キャラをあらゆる角度から見てみた
ということで、あの衝撃を再び体感せんと、公式サイトで公開されたARマーカーをプリントアウトしてやってみました!実験場所がきたない我が家で申し訳ございません(笑)
まずはTGS2011で体験できなかった真正面から。キャラクターもちゃんとこちらを向いた状態で話してくれます。
次に真横から。TGS2011の時と同様、真横から読み取るとキャラクターの向きも横になりました。
(そして再びドアップになり、ドキドキするのでした)
ためしに小さいARマーカーを床においてやってみたところ、キャラクターは小さめで、後頭部から見下ろしている感じになりました。カメラに自分の手が写り込むようにして、小さいキャラクターでいろいろと遊んでしまいました。
SFC世代の筆者にとってRPGにムービーが採用された時はかなりの衝撃でしたが、『ブレイブリーデフォルト』のARマーカーによるムービーはその時の衝撃を再び思いださせてくれる新しい試みだと思いました。発売が楽しみですね。
ちなみにムービーの途中でL/Rボタンを押すとその瞬間を静止画として保存することができます。いろいろ試して遊んでみるのはいかがでしょう?
ARマーカー体験アプリは2011年11月1日(火)までの配信なのでお早めに!
『ブレイブリーデフォルト』は、2012年発売予定で価格は未定です。
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN:Akihiko Yoshida.

■著者紹介
みかめゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。
ゲームはジャンル問わずなんでもござれ。難しければ難しいほど燃えるドMゲーマーです。
歴史・ホラー漫画、歴史コラム、イラストなど雑多に活動しています。
サイト「車輪の真上」
http://zwei.lomo.jp/syarin/