今年のE3にてWiiの後継機として発表された任天堂の新型ゲーム機Wii U。アナウンス時には様々なサードパーティーが参入する事を示唆していましたが、その中でも『Assassin's Creed』新作や『Ghost Recon Online』投入の意思を明らかにしていたUbisoftのCEOが、新たにWii Uに対する考えを海外サイトGamasutraのインタビューにて言及しています。CEOのYves Guillemot氏はまず、「我々はWii Uを非常に信頼しています」と発言し、現在2つのプロジェクトが進行中である事を明らかにしました。1つはマルチタイトルとして開発中のハイエンド向けタイトルで、Wii U版ではタブレット型コントローラーを使用したゲームプレイが搭載予定。もう1つのプロジェクトは、カジュアルゲームのポテンシャルを考慮した様なタイトルになる予定だそうです。また現在でもUbisoftの事業の45パーセントは現行機のWiiにおけるもので、『Just Dance』シリーズといったカジュアルゲームの売り上げが好調であるとの事。「我々は任天堂がWii Uを新たな次元に押し上げると信じており、このマシンについてもサポートしていくつもりです。Wii Uは成功すると信じています」とGuillemot氏は発言。どの様な顧客がWii Uの購買層となるのかは現時点ではわからないとしつつも、簡単に遊べる事が現在のゲームにおける革命の一部分であるとし、ハードのポテンシャルやタブレットコントローラーが潜在的なゲームプレイを改善する良い方法になるとコメントしています。