人生にゲームをプラスするメディア

任天堂、第3四半期業績を発表・・・通期の赤字は650億円まで拡大

任天堂が発表した平成24年3月期 第3四半期の業績は売上高5561億6600万円(前年同期比△31.2%)、営業損失164億0800万円(-)、経常損失660億2700万円(-)、純損失483億5100万円(-)となりました。

ゲームビジネス その他
任天堂が発表した平成24年3月期 第3四半期の業績は売上高5561億6600万円(前年同期比△31.2%)、営業損失164億0800万円(-)、経常損失660億2700万円(-)、純損失483億5100万円(-)となりました。

また、通期の業績予想について、ドル安に加えてユーロ安も加わったこと、販売実績から通期の予想販売数量を見直したことから、下方修正し、売上高6600億円(前回予想 7900億円)、営業損失450億円(営業利益10億円)、経常損失950億円(計上損失300億円)、純損失650億円(純損失200億円)としています。

ニンテンドー3DSは春以降苦戦をしていましたが、年末商戦には有力タイトルが揃い、今期の販売台数は1143万台となり類型でも1500万台を超えました。ただ、ソフトでは当初の不振を補うまではいかず、販売本数は2804万本にとどまりました。また、DSシリーズはハードが464万台、ソフトが5120万本となりました。Wiiはハードが896万台、ソフトが8906万本となりました。

円高の影響は大きく、為替差損が537億円発生しています。また、3DSやWii本体の値下げに伴う流通在庫の補償も収支を悪化させる要因となりました。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【DEVELOPER'S TALK】『ドラッグ オン ドラグーン』のスタッフが再集結!PS3とXbox360で異なる主人公を描いた『ニーア レプリカント/ニーア ゲシュタルト』に迫る

    【DEVELOPER'S TALK】『ドラッグ オン ドラグーン』のスタッフが再集結!PS3とXbox360で異なる主人公を描いた『ニーア レプリカント/ニーア ゲシュタルト』に迫る

  2. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

    ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  3. TPSの形をした日本的アクションの最新形態『VANQUISH』稲葉敦志プロデューサーに聞く・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第11回

    TPSの形をした日本的アクションの最新形態『VANQUISH』稲葉敦志プロデューサーに聞く・・・中村彰憲「ゲームビジネス新潮流」第11回

  4. エニックス創業者の福嶋康博氏が秋の褒章受賞―CESA設立にも尽力

  5. ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

  6. UDKを使ってみよう!【導入編】・・・「Unreal Japan News」第40回

  7. 【GDC2012】『牧場物語』の和田康宏氏が語る2つのコンセプト~新会社トイボックスの展開も明らかに

  8. 【CEDEC 2017】AIは『人狼』をプレイできるのか!?カオスな人間vs AI戦も展開されたセッションレポ

  9. 去年最も売れたソフトは?ファミ通2003年間ランキングトップ100

  10. タカラトミーがグループ会社4社を統合〜ユージン、ハートランド、すばる堂、ユーメイト

アクセスランキングをもっと見る