ミクシィは国内SNSの先駆けである「mixi」を運営しますが、フェイスブックとの競争やソーシャルゲーム課金に出遅れた事から同社は成長戦略が描きづらくなっており、同誌は笠原健治社長が保有する約55%の株式の一部を譲渡する先を探しているとのこと。過去にはヤフーと資本提携寸前まで行って破談したこともあり、ディー・エヌ・エーやグリーなどの事業会社や投資会社などが候補に上がっているそうです。
報道を受けミクシィの株価は上昇、10:14現在前日比+7800円(4.93%)の16万5900円で取引されています。一方、ミクシィは「本日、一部報道機関において、『ミクシィ、身売りを検討』という報道がありましたが、報じられている事実はございません。」と否定のコメントを出しています。
ミクシィが11日発表した平成24年3月期の連結業績は、売上高133億3400万円(前年同期比+0.8%)、営業利益21億9400万円(△34.9%)、経常利益21億0700万円(△29.5%)、純利益7億4900万円(△45.8%)となっています。成長が鈍化する一方、昨年秋から開始した「mixiゲーム」の効果で課金収入が上昇しているとのこと。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
【CEDEC 2010】ゲームに込めた情熱・技術を海の向こうまで正確に伝えるために GDD/TDDを書こう
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
【CEDEC 2008】ゲーム開発会社が海外パブリッシャーから開発を受注するには?
-
【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?
-
日本はアジアの中心になれるか?─JeSU副会長浜村氏が語る『日本のeスポーツの現状について』【台北ゲームショウ2019】
-
ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート
-
【DEVELOPER'S TALK】『ドラッグ オン ドラグーン』のスタッフが再集結!PS3とXbox360で異なる主人公を描いた『ニーア レプリカント/ニーア ゲシュタルト』に迫る
-
ゲームプロモーションは何が大事? ネクソン最新作「カウンターサイド」担当が語る“今やるべきプロモーション術”
-
ジェームス・ボンドはゲーマー?
-
自分のファンを大事にしたゲーム開発で劇的な広告収益を実現・・・『俺の農園と弁当屋』のAlchemister