毎年変貌を遂げる東京のまち。その54年間の発展を再現させた立体パズルが来場者の注目を浴びた。製作したのは東京都台東区に本社のあるやのまんだ。
その立体パズルは2層になっていて、1層目が東京タワーが完成した1958年、2層目が東京スカイツリーが完成した現代。そして、その2層を組み上げ、そのうえに時代を追って建物の模型を建てていくようになっている。「建物に番号がついているので、その順番に建てていけば、東京がどのように発展していったか分かるわけです」と同社関係者。
さらに、完成したあとにも楽しむことができるそうだ。というのは、現在建っている建物が昔どんなところだったか知りたければ、2層目を取れば確かめることができるからだ。例えば、東京ドームの場所を取れば競輪場、サンシャインビルの場所を取れば巣鴨刑務所といった具合である。
「昨年9月に発売したところ、非常に好評だったので、今年9月に大阪を発売することになりました。大阪は1層目が通天閣が完成した1956年、そして2層目が高さ300メートルのあべのハルカスが完成する2014年です」と同社関係者。
価格は東京、大阪とも7140円。同社の元には、次はどの都市をやるのかといった問い合わせがたくさんきている状況だそうだ。
《山田清志@レスポンス》
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