ソラの桜井政博氏はCEDECで初登壇し、基調講演で「あなたはなぜゲームを作るのか」と題して講演しました。現在Wii Uとニンテンドー3DS向け『大乱闘スマッシュブラザーズ最新作』を手かげている桜井氏ですが、本作についての言及はほとんどなし。桜井氏は「本当は作っていることすら隠しておきたかったけれど、未来研究所に出入りしているところをツイートされても困るので発表した」とコメント。「実際に見せられるものができて、物を見せながらプレゼンするべきで、それまでは我慢すべき」とポリシーを語りました。ただ、「新キャラの新ワザを考えるのは楽しいなと思っているところ」との興味深いコメントもありました。ちなみに本基調講演の前にはCESA会長を務めるバンダイナムコゲームズの鵜之澤伸副社長から紹介コメントでは、桜井氏が本作の開発スタートにあたり新居を未来研究所の至近に移したというエピソードも紹介。バンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオが実制作を担当し、桜井氏も未来研究所に机を持って開発に当たっているとのこと。なお、桜井氏が独立後最初に手がけた『メテオス』は鵜之澤氏が取り仕切っていたバンダイナムコからパブリッシングされたという縁もあります。
成熟する日本のゲーム開発者コミュニティ・・・CEDECとDiGRA JAPANとIGDA日本、3者の方向性と役割の違いをキーマン三人が語る 2012.9.14 Fri 17:55 長く閉鎖的で横の繋がりに欠けると言われてきた日本のゲーム業…