鉄道模型などの玩具を手掛ける河合商会が近く破産を申し立てることが明らかになりました。同社は「カワイの鉄道模型」として知られ、海外でも積極的な展開を行なってきました。同社は昭和47年に創業。Nゲージの鉄道模型「カワイの鉄道模型シリーズ」のほか、ジオラマパーツを集めた「風物詩シリーズ」、駅舎や鉄道施設を揃えた「箱庭シリーズ」などを手掛け、日本のみならず海外での販売も行なってきました。東京商工リサーチによれば、平成15年8月期には8億9800万円の売上高があったものの、リーマン・ショック後の世界不況や東日本大震災による消費自粛、さらには長引く円高による海外での採算悪化などで事業継続を断念したとのこと。平成23年8月期の売上高は2億5000万円でした。帝国データバンクによれば負債は推定1億円前後とみられ、調査中とのこと。
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