■より手軽に遊べ、お値段もちょっと嬉しい「ダウンロード版」
本作は2006年4月にプレイステーション2で発売されたネイチャーアドベンチャーです。プレイヤーは大神「アマテラス」となり、妖怪によって闇に閉ざされてしまった「ナカツクニ」を救う旅に出ることとなります。画面を1枚の絵に見立て、墨と筆を使ってさまざまな奇跡を起こす「筆しらべ」や、趣のある風景が特徴で、今なお世界中から高い評価を集めているタイトルです。
ダウンロード版は価格が3,500円と、パッケージ版より490円安価に手に入れられるのが嬉しいところ。PlayStation Storeですぐ手に入るため、これまでパッケージ版を購入するタイミングを逃していた方も、この機会にぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。
また、音楽面でも大きな注目を集めている本作。ダウンロード版の発売に合わせ、CD版「大神 オリジナル・サウンドトラック」を基本構成としたサウンドの数々がiTunes Storeでも購入できるようになりました。プレイをさらに盛り上げてくれる名曲たちを、外出先でも手軽に楽しみましょう。
なお、ダウンロード開始直後はやや回線が混雑した様子も見られました。今すぐ遊びたい!という方は、あらかじめ準備しておくことをオススメします。数量限定特典として用意されていた「大神妖獣戯画繪巻」はパッケージ版のみとなりますが、ゲーム本編における差はありません。
■まさに「絶景」!より鮮明で美しい画面を楽しめる「超解像技術」
すでに発売済みのソフトで遊んだユーザーの方も多いかと思います。筆者もその1人で、現在よりずっとぼやけた画面すら、水墨画や日本画のような「風情」「味」へ変えてしまっているのに感動を覚えました。一方、HDリマスターでは「どれだけ綺麗なんだろう!」と同時に「あまりに綺麗すぎては、かえってあの雰囲気を失ってしまうのでは?」という思いもありました。
しかし、そんな心配は全く無用。暖かみを感じる風景や独特なキャラクターの雰囲気などはそのままに、HDならではの魅力や美しさが存分に味わえるものになっています。こうした移植を実現したのが「超解像技術」と呼ばれるもの。すでにテレビやデジタルカメラにも取り入れられており、さまざまな企業が自社の製品に合った独自の手法を展開しています。
元々が小さい画像をただ大きく拡大するだけでは、粗さが非常に目立ったものに。そこで、解像度を向上させる際に元画像の「足りない部分」を計算、分析して補正。これにより画像の立体感や色彩、精密さが高まったリアルな表現を可能としました。以前に比べてどれだけ変化したかは、公式サイト上の動画でも確認できますよ。
こうして、さらに美しく生まれ変わった『大神 絶景版』。風に揺れる葉や舞い散る花びらの1枚1枚、遠くに見える山々などにもしっかりとした存在感があり、ついつい手を止めて眺めてしまいます。そのため、筆者のアマテラスはしょっちゅうお昼寝モードに。わずかな時間しかない夕暮れや、夜の静けさといった時間による変化にも見入ってしまうので、なかなか先に進められないのが難点かもしれません。
■荒廃した大地が復活する「大神降ろし」は必見!
アマテラスの相棒となる旅の絵師「イッスン」や精霊「サクヤ」、かつてナカツクニを救った英雄の子孫「スサノオ」や謎の青年「ウシワカ」をはじめ、魅力的なキャラクター達の立体感も豊かなものとなりました。人々を苦しめるのは許せませんが、ちょっと憎めない妖怪達も愛嬌たっぷりに。
妖怪を退治するアクションも迫力を増しており、簡単なボタン操作で楽しめるバトルも健在です。また、PlayStation Moveにも対応。壊れたものを直したり、ヒビの入った壁を壊したりできる「筆しらべ」では、より直感的な動きを体感できるようになりました。
そして、妖怪によって失われた自然を甦らせる「大神降ろし」は、ゲーム中で最も注目のシーン。大地には鮮やかな花が咲き乱れ、澄んだ水の流れや優しい風が辺り一面を包み込んでくれます。幻想的な映像はもちろん、この大神降ろしに至るまでの物語を経験してこそ、より一層感動できるのは間違いありません。
さまざまな思いを胸に生きているキャラクター達との絆を実感しながら、ぜひ皆さんの手で美しい世界を取り戻してください。クリア後はきっと、アマテラスが歩いているだけでも涙がこぼれそうになるはず。
『大神 絶景版』は好評発売中。価格はパッケージ版が3,990円(税込)、ダウンロード版が3,500円(税込)です。
(C)CAPCOM CO., LTD. 2006, 2012 ALL RIGTHS RESERVED.
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