グリーが2.1億ドルを投じて2012年に子会社化した米国サンフランシスコに拠点を置くモバイルデベロッパーのFunzio。同社のMike Lu氏が「Modern War: A Mid-Core Journey into Live Ops」と題して、"ミッドコア"と呼ばれるジャンルの成功について語りました。
グリーが2.1億ドルを投じて2012年に子会社化した米国サンフランシスコに拠点を置くモバイルデベロッパーのFunzio。同社のMike Lu氏が「Modern War: A Mid-Core Journey into Live Ops」と題して、"ミッドコア"と呼ばれるジャンルの成功について語りました。
まずLu氏は"ミッドコア"を定義。ARPUとリテンションの2軸を描いた時に、ARPUが高くリテンションが低いものを"ハードコア"、ARPUが低くリテンションが高いものを"カジュアル"と位置付け、その中間に当たるものが"ミッドコア"としました。また、CVR(ユーザー獲得時のコンバージョンレート)と市場規模で2軸を描いた時には、CVRが高く市場規模も大きなものを"カジュアル"、CVRが低く市場規模が小さなものを"ハードコア"、その中間を"ミッドコア"としました。ハードコアの代表例は『Rage of Bahamut』(神撃のバハムート)であり、カジュアルの代表例は『Candy Crash Saga』です。
イベントはそのゲームのコアなゲームプレイに密接していることが必要で、ユーザーコミュニティを巻き込むことで、ゲームに対するリテンションを上げることにも繋がっていくとしました。また、期間は限定的であるべきで、イベント参加者は達成したレベルに応じて報酬が得られる必要があるとしました。対照的なのはLu氏も大好きだという『World of Warcraft』におけるイベントだと指摘。同作でもイベントはあるものの、報酬は大したことなく、実施期間も非常に長くなっています。