グローバル化が進むゲーム業界で、最新情報が集約するのがGDCのローカリゼーションサミットです。2009年では中東のディベロッパーが登壇し、注目を集めました。これが本年は初めてアフリカのディベロッパーが参加。「The Emerging Landscape of African Game Development」と題して講演し、アフリカ諸国がいよいよ本格的にゲーム業界に参入してきたことを印象づけました。
ゲームイベントも毎年10月に開催され、約2000人が56時間もの間、ノンストップでゲームを楽しむLANパーティの「rAge」(ヨハネスブルグ)、今年で4回目を迎え、約400人が参加した「Naija Game evo」(ガーナ)、カンファレンスやワークショップも開催された国際イベント「Gamecamp」(コートジボワール)など、各国でさまざまなイベントが開催されています。
このほかBritish CouncilやMeltwater Foundationといった団体が、地域のゲーム産業を支援していることも紹介されました。またIGDA本体とIGDAナイジェリア、そしてLeti Gamesが中心となって、新たにAGC(African Game Conference)というイベントも企画されています。