ソーシャルネットワーク大手のミクシィが発表した平成26年3月期 第1四半期(4月1日~6月30日)は、売上高が21億4400万円(前年同期比△39.4%)、営業損失8億4000万円(-)、経常損失1億9300万円(-)、純損失2億5300万円(-)と広告売上の急減少などで赤字転落となりました。フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行が進む中で、mixiは苦戦を続けていて、スマートフォンのMAU(月間アクティブユーザー)は端末が増加しているにも関わらず、2012年10月の1139万人をピークに減少を続けていて、6月は795万人まで減少しました。フィーチャーフォンやPCの数字は公表されていませんが、同様に減少しているものと推測されます。ユーザー数の減少に伴い、広告売上も減少していて、第1四半期は全デバイス合計の広告売上は4億7200万円となり、平成24年第3四半期の20億9100万円と比較すると1/4となりました。屋台骨を支えるようになった課金収入は四半期で14億0400万円。ただしこちらも平成25年第1四半期のピーク18億5700万円を下回る状況が続いています。スマートフォン版「mixiゲーム」のリニューアルを実施し、自社開発のゲームやアプリも投入していく方針で、これが功を奏するかが今後の勝負となりそうです。mixiのユーザー基盤を活かした新規事業も次々に開始していて、社内公募制度「イノベーションセンター」から生まれた、家族と写真を共有するフォトブックサービス「nohana」を9月から新会社として本格立ち上げ。同制度からはアプリ開発を改善するプラットフォーム「deploygate」や、思い出を残す「Plannah」なども登場。mixi周辺でも日記を本にできる「mixiダイアリーブック」、ユーザー間の売買をサポートする「mixiマイ取引」ネットリサーチ「mixi research」、ポイントサービス「モラッポ」などが登場しています。投資子会社アイ・マーキュリーキャピタルを設立して外部の有望企業への投資も積極化させています。既に学習支援のスタディプラス、少人数SNSを運営するREBENTIVEに投資を行ったとのこと。mixi自体の復活と新規事業の開拓の両面作戦を取るミクシィ。通期の業績予想は売上高120-135億円、営業利益10-20億円を据え置いています。
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