アンビットが発行している月刊誌「ニンテンドードリーム」の10月号に、「ファミリーコンピュータマガジン」の復刻版が付録になることが明かされました。「ニンテンドードリーム」は、ニンテンドー3DSとWii Uの情報専門誌として、広くユーザーに親しまれており、攻略に役立つものからユニークな一品まで様々な付録がつくことでも有名です。8月21日に発売される10月号では、「ファミリーコンピュータ生誕30周年」を記念して「テレビゲーム史の原点」を独自の視点で掘り下げたり、同じく生誕30周年となるルイージのデビュー作から最新作までを辿り、その活躍と栄光の軌跡に注目するなど、見応えのある内容が予定されています。その10月号の特別付録として、「ファミリーコンピュータマガジン」の復刻版がついてくることが、このたび判明しました。「ファミリーコンピュータマガジン」とは、1985年7月7日に徳間書店から創刊された、国内最初の任天堂ハード・ソフトの専門誌。通称「ファミマガ」の愛称で親しまれ、一時期は100万部に迫る部数を誇っていた伝説的なゲーム雑誌が今回、付録として蘇ります。初代『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』といった任天堂の人気タイトルの初報がそのまま掲載され、ウル技(テク)などの人気コーナーと併せて収録されています。表紙まで当時のファミマガを再現したこの特別付録は、AB判の32ページで、元編集長の解説付きでまとめられています。懐かしさを覚える人から、自分が知らない時代を紐解きたい人まで、このたびの特別付録は見逃せない内容と言えるでしょう。ファミマガは、当時流行っていた「裏技」を掲載するコーナーの中に、嘘の技、つまり「ウソ技(テク)」を掲載するという大胆な仕掛けを行っていました。今の時代から見れば驚きの仕組みですが、当時の大らかな空気が凝縮された雑誌でした。そういった部分なども復元されているのか、実に楽しみですね。「ファミリーコンピュータマガジン」復刻版が付録としてついてくる「ニンテンドードリーム」10月号は、8月21日より全国書店にて発売。価格は、880円(税込)です。(C) ambit