人生にゲームをプラスするメディア

【ガチレポ!】第34回 ミュージカル風コースとゲームパッド操作が新鮮!横スクロールACT『レイマン レジェンド』を紹介

こんにちは、Amiです。ガチレポ!では以前PS3版『レイマン オリジン』の紹介記事を記載させていただきましたが、今回はその続編、Wii Uソフトの『レイマン レジェンド』を取り扱ってみたいと思います。

任天堂 Wii U
落下攻撃などもできるが、基本はシンプル。ジャンプと攻撃を駆使してゴールを目指そう
  • 落下攻撃などもできるが、基本はシンプル。ジャンプと攻撃を駆使してゴールを目指そう
  • どうしても進めない場面ではマーフィーと交代!
  • ゲームパッドとタッチ操作でゴールへ導く。道を描いたり・・・⇒
  • 障害物を動かして道を繋げたり。隠しルートももちろんアリ!
  • 溶岩などの液体を遮ったりもできる。なかなか忙しいのだ
  • ミュージカル風ボーナスステージでの一幕。BGMはロックからクラシックまで様々
  • 一見難しそうに見えるが、BGMと連動しているために実はそれほど難しくない。ノリノリで進もう
  • ステルス風ステージ。ライトに照らされるとダメージを受けてしまう
こんにちは、Amiです。ガチレポ!では以前PS3版『レイマン オリジン』の紹介記事を記載させていただきましたが、今回はその続編、Wii Uソフトの『レイマン レジェンド』を取り扱ってみたいと思います。

ユービーアイソフトが手がける『レイマン レジェンド』はマリオライクな横スクロールジャンプアクションゲームです。キャラクターは海外特有のアクが少なからずあるものの、まるでイラストのような温かみのある3D空間は色鮮やかで表情があり、ディズニーアニメ等が好きな人にも好まれそうです。意外と歯ごたえがあった『レイマン オリジン』に比べて本作はどうなのか?参考にしてみてください。

◆シンプル操作と絶妙なステージ


操作方法は移動とジャンプ、攻撃だけ。壁際ジャンプで三角飛びなどもできますが、これだけで全て賄えるようになっているため、複雑な操作が苦手な人でも全く問題ありません。マルチプレイでは最大5人まで参加できますが、残念なことに(?)筆者はソロプレイでクリアしています。

ゲームはオーソドックスなステージクリア型。普段はマリオよろしく、ジャンプと攻撃を駆使してゴールを目指して進んでいくのですが、一部のステージでは、壁などが邪魔して通常の状態では決して先に進めない場所があります。そんな時は、普段ゲームパッドの中でのんびり休んでいるキャラクター・マーフィーの出番!ここではメインのゲーム画面がゲームパッドへと移行、プレイヤーはタッチ操作のみを使ってマーフィーを操作し、画面上の別のCPUキャラクター(マルチプレイでは他プレイヤー)を上手くサポートしつつゴールへ誘導していくことになるのですが、これが想像以上に面白いのです。

CPUは、プレイヤーがギミックを動かすタイミングや動かした位置などから自動で進行方向を決定します。なので、先回りして通り道を作ったり、障害物を動かしたり、降り注ぐ火の玉といったトラップからCPUを守ったり、敵をくすぐって攻撃のスキを作ったり……と通常のゲームプレイよりもパズルアクションライクな面白みが強くなります。画面中をあちこちタッチするのは思いのほか忙しくて強制スクロールステージの「ハラハラ感」もバッチリ。タッチ操作によるカジュアルさとゲーム的な緊張感のどちらも味わえるため、すぐに夢中になってしまいました。ゲームパッドが生かされている、と感じます。

そうして各ワールドのボスを撃破すると強制スクロールで進む一種のボーナスステージが登場します。実は、プレイした中で最も筆者が楽しめたのがコレです。ここでは他のステージと違って、一曲のBGMとステージ構成が完璧にリンクしたミュージカルのようになっているのが最たる特徴。たとえばシンバルの音に合わせて敵がバン!と飛び出してきたり、曲調に合わせてステージのギミックがワラワラ動いたり。もしBGMとの連動がなければ初見殺しのオンパレードとも言えそうなほど突発的に変化していくのですが、BGMの流れに身を任せながら、目よりも耳を頼りに思い切ってアクションすれば、初挑戦時でもストレスなく突破できるという絶妙な作りです。一体感もあり、プレイしていて非常に気持ちいい、純粋に楽しいと思えるステージになっていました。


◆毎日楽しめる多彩なモード


ステージを1つクリアすれば次のステージが解禁されるのは勿論ですが、本作では囚われている妖精を助けながら、スコアアイテムの「ラム」もしっかり集めていけば、さらに色々な新要素がアンロックされていきます。新しいプレイアブルキャラ、クリーチャーといったコレクション要素の解禁、クリア済ステージのEX版(特殊なルールが採用された裏ステージ)と新ステージの登場などなど豊富です。

加えて、本編とは別に用意された「チャレンジモード」では、日替わりもしくは週替わりで様々なチャレンジも遊べます。罠でいっぱいの縦穴をどこまで長く落下し続けられるか距離を競ったり、単純なクリアタイムを競ったりと短時間で手軽に遊べるものが多く、獲得したスコアは世界共通のランキングに記載されます。チャレンジの難易度は複数用意されているので、不慣れなゲーム序盤から上達したスタッフロール後まで、常に何かしら新しいモノが遊べるという状況は歓迎すべきポイントではないでしょうか。


◆万人にオススメしたいアクションゲーム


オーソドックスなジャンプアクションながら、強制スクロール系のハラハラドキドキするステージ、ステルス系のじっくり進むステージ、タッチパネルを使うカジュアルでパズル的なステージ、目も耳も楽しいミュージカルステージと、工夫を凝らした多数のステージが待っています。全体のペース配分やバランス、難易度曲線も申し分なく丁寧に練られており、最初から最後まで興味と好奇心を維持したまま、ストレスなく楽しむことができました。

前作『レイマン オリジン』に比べると単純な難易度は随分下がった分、バラエティはぐっと増えています。オリジンが難しすぎて、という人も、隅々まで遊びつくしたという人もきっと満足できるはず。万人にオススメできる良作アクションゲームになっていると思いますので、気になった方は是非とも遊んでみてください。



★こんな人にプッシュ★
・マリオ系アクションゲームが好きな人
・みんなで遊べるマルチプレイタイトルが欲しい人
・気楽にサクサク遊びたい人

★その他備考★
・前作『レイマン オリジン』の一部ステージもプレイ可

横スクロールアクションゲーム『レイマン レジェンド』はWii Uを対象に現在好評発売中。価格は5,985円(税込)です。

(C)2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Rayman, the character of Rayman, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
(C)2013 Nintendo / PlatinumGames Inc.

■筆者プロフィール
Ami
元・ゲームグラフィッカーのボス戦好きなアマゾネス。ミュージカルステージは連続プレイがデフォルト。
ゲームは雑食で、国産から海外、RPGからFPSまでなんでも遊ぶ、食い散らかし系です。とりあえず、ゲームができればそれで幸せ。
ブログ:http://blog.livedoor.jp/xxxplus/
《Ami》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

    『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

  2. 『MOTHER2』インパクトありすぎな敵キャラ10選

    『MOTHER2』インパクトありすぎな敵キャラ10選

  3. 『あつまれ どうぶつの森』風呂やプールに入る裏技が発見される!?いろいろな家具の中に入ってみた

    『あつまれ どうぶつの森』風呂やプールに入る裏技が発見される!?いろいろな家具の中に入ってみた

  4. 海外版ファミコン「NES」の不思議な世界 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、金ローで再ブレイク中の名作が異次元の内容に!

  5. 『ペルソナ』シリーズ3作品がスイッチでも登場!まずは『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』10月21日発売へ【Nintendo Direct mini 2022.6.28】

  6. 『ポケモンレジェンズ アルセウス』ポーチ拡張・シュウゾウのとんでもない偉業!未来の冒険が快適なのも、彼のおかげ?

  7. 『モンハンライズ』の新スキル「鬼火纏」って何?驚くべき強さの秘密や注意点まで徹底解説

  8. 『マリオ3』は最弱の「カエルスーツ」のみでクリアできるのか!? 特殊すぎる変身アイテムでいざ挑戦【スーパーマリオ35周年特集】

  9. 『モンハンライズ』ヘビィボウガンの操作方法・立ち回りを解説ー圧倒的火力で敵を粉砕【個別武器紹介】

  10. 大人になって観る“シンジ戦”がアツすぎる― 今こそ、アニポケ屈指の名作『ダイパ』の話をしよう

アクセスランキングをもっと見る