人気すぎて、作者自らアプリ削除の運命を辿った薄命ゲーム『Flappy Bird』。インサイドとゲームスパークのメンバーがこぞってハマっており、取材で顔を合わせるたびに「きゃんこさん、『Flappy Bird』やりましょうよ!」と言われ続けていました。話題作は常にダウンロードするようにしていたのですでにスマートフォン上にはあったんです。それが運悪く見つかって、「あ!ダウンロードしてるじゃないですか!やってみてください」の後に言われたことといえば、「もしかして、ヘタクソですか?」。メンバーに会うたび、「きゃんこさん、スコアいくつですか?」「3です」「(笑)」。「ゲームスパークの編集長つい最近86いって僕抜かされちゃったんですよ~」「へぇ」「86って超すごいスコアですよ」「へえ」「もー、やったらどんだけハンパないスコアかわかりますよ!」と誰が一番ハイスコアなのかを聞かされる日々。そして、中華料理屋さんにてメンバー4人でランチをいていた時のこと。食事が終わると全員が『Flappy Bird』を起動(驚愕)。私も馴染もうと起動し、ポインポインと鳥を動かすも、即ゲームオーバー。すると隣から救いようがないなとい感じの失笑が。すごい、『Flappy Bird』ノイローゼになりそう。で、帰ってからパッションがはじけたんですよ。そもそも2,3回しか!やって!ないし!!!毎日やってるキミたちと比べたら!そらスコアでないですよ!!ヘタクソ?アプリレビュアーの名にかけて!!!!ハイスコア!!!!出してやろうじゃないの!!!!と(いまとなっては結構恥ずかしい)。でやってみると、激ムズと言われているだけあってやはりむずかしい。とはいえ、何度かやっていると手が感触を覚えるので少しずつ上手くなってきますね。さて、ここからはちゃんと攻略をします。■スコア1から10まずは、何度もやって感触を掴むことが大事なのは基本ですね。コツを掴むと表面張力上を飛んでいくような、心地よい羽ばたきができるようになってきます。ひとつ目の土管もくぐれないことがあるのがこの頃ですが、土管同士の中心線より下から飛び込むことを意識しましょう。アップダウンが激しい箇所は、上にいくのはタタタッと小気味よく、くだる時にはタップをこらえてグッとたれたところから1タップで次のドカンをくぐるのがオススメです。■スコア10から2010でかなりの達成感がありますが、目指すのはスコア100です。10が叩きだせたら、次はスマートフォンの音を消しましょう。あのカウントと鳥の素振りのような音はアナタの気を阻害します。他アプリの通知が気になる人は、フライトモードにしてしまうのもテ。■スコア20から30ここが山場。ゲームスパークの編集長が中華料理屋で「攻略のコツは、30まできたら、31を1だと思って取り組む」と言って爆笑の嵐でしたが、あながちウソじゃない。どうしても「あとちょっとでスコア更新だ」とか思ったり、数字が気になってしまうと凡ミスを誘発します。ここで私が思いついたのが、数字の部分に絆創膏を張る行為。付箋などでもいいのですが、絆創膏だといい感じのサイズなうえにモザイクきいててグッドなんです。結果がでるまでスコアが正直わかんなくなるので、ビックリボーナス的なスコア50以上がたたきだせるようになりました。■スコア60から絆創膏テクを使ってやっていると気づくのが、もう基本「30」スコアぐらいが当たりになっていること。スコア50以降で一番大事なのは、仕事や用事などタスクに追われていない状況でプレイをすることですね。いまでは、『Flappy Bird』を勧めた人を若干呪いたい。すこし仕事に詰まったら、ぽいんぽいんと『Flappy Bird』をしてしまうんですよ。しかも、そんな時にスコア75とかでちゃうので、30分単位ぐらいで身体が勝手にまた仕事を中断してぽいんぽいん……。でも、後ろめたさが凡ミスを誘発したときのガッカリ感はハンパないです。「なんでゲームにこんなに時間を費やしてるんだろう」「なにが楽しくて」「仕事やらなきゃ」みたいなことが頭をよぎるものの、アプリレビュアーでよかったことといえばこうして記事にできることですね。できれば連載掲載までに100行きたかったんですが、パッションがはじけたのがほんと昨日レベルなので75という結果に。せっかくならすごいスコア出したいなとまだパッションは続いています。絆創膏外してやるとすでに凡ミスする身体になっているので積極的にこのワザを使っていきたいです(繰り返し張れるところもミソ)。なまえ:Flappy Birdぶんるい:クソゲー(?)1回のプレイ時間:5秒からの30分対応OS:現在配信停止中ねだん:無料ひとにつたえたい度:1からの5(5点満点中)今日の一言「これが私のオリンピック」それではまた来週!!(C) 2013 .GEARS Studios
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