人生にゲームをプラスするメディア

『人喰いの大鷲トリコ』はまだ間違いなく製作中のタイトル、米ソニー幹部が現状を報告

同作の不透明な現状に関し米ソニーワールドワイドのソフトウェアプロダクト開発ヘッドScott Rohde氏が海外メディアのインタビューに応え、『大鷲トリコ』がまだ間違いなく製作中のタイトルであると現状を報告しました。

ソニー その他
E3 2009での発表からおよそ5年、プロジェクトが確認されてから8年の月日が経過した『人喰いの大鷲トリコ』。同作の不透明な現状に関し米ソニーワールドワイドのソフトウェアプロダクト開発ヘッドScott Rohde氏が海外メディアのインタビューに応え、『大鷲トリコ』がまだ間違いなく製作中のタイトルであると現状を報告しました。

これは海外メディアIGNがRohde氏にインタビューを実施したもので、同氏は「君たちはこの答えでとても苛立つことになるだろうね」と前置き。その上で「だが100パーセント本当の真実で、我々は素晴らしいゲームを作りたいんだ。一般の人々が特定のゲームに興味を示した時、もちろんそれによって我々はそのゲームの完成に駆り立てられることとなる。だが我々はそれを素晴らしいものに作り上げることも迫られるんだ。もしゲームが素晴らしい出来でなければ、我々はそれを出荷したくはない」とコメントしました。

IGNの記者がいまだPS3向けタイトルであるのか、あるいはPS4向けへと移行したかという質問に対しては「プラットフォームがなんなのか、誰が働いているのか、誰が関与しているのかは発表するつもりは無い」と返答。一方で「だが同作はまだWorldwide Studiosで間違いなく作り合わせている際中(in the mix)のタイトルだ」と答え、まだ開発が継続していることを明言しています。

またRohde氏は個人的な見解として、「実際『人喰いの大鷲トリコ』に関して話すのは好きだ。まだ興味を持ってくれている人たちのことが大好きだよ。我々にとって名誉なことだ」とも伝え、『人喰いの大鷲トリコ』に対し最適なことが出来るよう挑戦し続けるとインタビューを終えています。

いまだ進捗が聞こえてこない『人喰いの大鷲トリコ(The Last Guardian)』。当初は2011年リリース予定であった同作は、同年4月に発売延期が発表。2012年には海外スタジオが開発に助力していることが明らかに、2013年には上田文人氏がSCEを退社しフリーランスとして同作の開発に携わるなどしています。
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ソニー アクセスランキング

  1. 『FF7 リメイク』クラウドのカッコいい&かわいいセリフ10選! よく観察するとクラウドの本性が見える?

    『FF7 リメイク』クラウドのカッコいい&かわいいセリフ10選! よく観察するとクラウドの本性が見える?

  2. PSVR 『MONSTER OF THE DEEP: FFXV』配信開始―最新トレイラーも公開!

    PSVR 『MONSTER OF THE DEEP: FFXV』配信開始―最新トレイラーも公開!

  3. なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!

    なぜこれほどまでに面白い? ホラーゲームの金字塔『SIREN』の人気の秘密は“ループ”にあり!

  4. 『かまいたちの夜』の舞台となったペンションに宿泊…!あの名シーンを妻と再現してきた【ネタバレ注意】

  5. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  6. 『原神』稲妻には“自力で”行けるのか?ガイアやボートを駆使し、大海原を進んでみた

  7. 『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】

  8. 戦国忍者モノ乙女ゲーム『百花百狼 ~戦国忍法帖~』登場忍者たちを紹介

  9. 『サイバーパンク2077』ナイトシティにいるヤバいファッションの人に注目してみた

  10. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

アクセスランキングをもっと見る