意欲的かつ多彩な活動を綴るウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」。「ほぼ日」の愛称でも慕われていますが、情報の発信のみならず、今年で14年目を迎えた「ほぼ日手帳」のリリースでも知られています。ただ予定を記録するだけのスケジュール帳ではなく、ダイアリーでもノートでもないこの手帳。もちろんどのような使い方をするのかは購入した人それぞれの自由ですが、その作者は他ならぬ購入者自身であり、その人その人の「LIFE」が綴られていく、世界でたったひとつの手帳となることでしょう。そんな「ほぼ日手帳」2015年版は、9月1日の午前11時より発売を開始します。全76種類ものラインアップが用意されていますが、このたび「ほぼ日」にて、その一部が先行公開されました。ゲーム好きとしても知られているタレントの中川翔子さんが描いた愛猫「マミタス」のイラストを手帳カバーいっぱいにあしらったものや、写真家・石川直樹さんの山の写真を使用したものなど、個性溢れる手帳の数々を垣間見ることができます。その中でも特にゲームファンが見逃せないのは、糸井重里さんがゲームデザインを担当したスーパーファミコンソフト『MOTHER2 ギーグの逆襲』とのコラボレーションカバーとなる「Onett(オネット)」。『MOTHER2』の冒険が幕を開けるオネットの町をモチーフとしており、主人公のネス(ぼく)やシャーク団たちの姿が確認できます。カバーには、町のマップと西にある「くちばし岬」が1枚にプリントされており、バタフライストッパーはオネットの海と森。カバー内側としおりの先のチャームは、ネスのリュックの色であるイエローが採用されています。その見事な発色は、スーパーファミコンでのゲームのプレイ画面を思い起こし、懐かしさと共に当時のプレイ体験が蘇らんばかりです。なお、このカバー「Onett(オネット)」には、ドット絵のどせいさんと「どせいさんフォント」がプリントされた、赤いオリジナル下敷きがついてくるという嬉しい特典も。この手帳に惹かれている方は、販売を開始する9月1日の午前11時をどうかお忘れなく。またラインナップの発表は、今月の22日(金)を予定しています。