スクウェア・エニックスは、9月20日の「東京ゲームショウ2014」にて「ファイナルファンタジー零式HD緊急トークショウ」を実施しました。このトークショウには、ディレクターの田畑端氏が登壇。まず『ファイナルファンタジー 零式 HD』の開発はヘキサドライブが担当し、完成度は80%であることが報告されました。また、イージーモードなどのバランス調整やカメラのチューニングをする段階まできているという説明も。続いて、同作に体験版が付属することが発表された『ファイナルファンタジーXV』の体験版の詳細が発表されました。舞台はゲームシステムがある程度開放された序盤で、オープンワールドのフィールドを車で移動しても3、4時間のボリュームに。このクルマは、ドライブ感覚で冒険できる「マニュアル操作」と、目的地を指定してキャラクターたちの会話やイベントを楽しむ「オート操作」の2種類が用意されます。もちろん歩いて移動することも可能で、開発状況によっては、チョコボに乗るコンテンツが体験版に実装されます。またボス戦は収録されないものの、それよりも凄い何かに出会えるとという発言もありました。体験版の説明が一通り終わると、サプライズとして実機デモが開始。先日公開されたトレーラーがリアルタイムであることを証明すべく、雨の表現や時間の変化などが実機で披露されました。なお、今回のバージョンはまだまだ開発中のもので、「E3で公開されたトレーラーと比べると、モーションが若干もっさりしている」という指摘をユーザーから受けたそうです。これに対しては、E3の時は実機ではなく別の開発環境だったことが明かされました。その環境下で高いクオリティーを実現し、それを実機に落とし込む作業が進行中であることが触れられ、今回のデモはまだまだモーションの力を100%を引き出していないと説明しました。
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