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【TGS 2014】『moon』の開発メンバーが再結集して作る『Million Onion Hotel』をプレイ

『Million Onion Hotel』は、1997年にリリースされたPlayStation向けソフト『moon』の開発メンバーである木村祥朗氏,倉島一幸氏,谷口博史氏が再結集して開発中のiOS向けゲームアプリです。

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もし独創的且つ個性的なゲームを一度にたくさん知りたいなら、昨年より大幅に拡大された「インディゲームエリア」がオススメです。PC、スマホ/タブレット、Steam、Oculus Riftなど各種プラットフォームに対応した様々なインディゲームが出展されており、丸一日入り浸っても飽きることはありません。



『Million Onion Hotel』は、1997年にリリースされたPlayStation向けソフト『moon』の開発メンバーである木村祥朗氏,倉島一幸氏,谷口博史氏が再結集して開発中のiOS向けゲームアプリです。『moon』と言えば、「罪の無いモンスターを殺して他人の家に押し入り物を強奪する迷惑オヤジの勇者」「でもモンスターとの戦闘は一切なし」「モンスターの魂を助けるとレベルアップ」という王道ファンタジーRPGを徹底的に皮肉ったゲームで、現在でも高く評価されているタイトルです。




うすぼんやり光っているタマネギがかわいい




本作のメイン画面はこんな感じ。タイトルのとおり「タマネギ」がモチーフで、「モグラ叩き」と「ビンゴ」を組み合わせたルールになっています。5×5のマスにランダムに現れるタマネギをできるだけ早くタップしていき、制限時間内に高得点を狙います。タップしたマスはベージュからオレンジに変わり、縦・横・斜めのどれか一列を揃えると制限時間が延びる効果を持つ特別なタマネギが出現するのですが、これがなかなか難しい!「あと一マスでビンゴだ!」というところまでは行けるのに、その最後の一マスにタマネギが現れず、ついつい何度もプレイしたくなります。高得点を狙うにはとにかく早く、効率良くタマネギをタップしなければなりません。


「Result」……全部0だし…orz


なお、タマネギを2つ同時に消すと不思議な空間に飛ばしてくれる特別なタマネギが登場するのですが、この”不思議な空間”の表現がとにかくアシッドで妙なトリップ感が得られます。上手く言葉では説明できない世界観で、ジャジーなBGMも相まって他のスマホ向けゲームには無い独特の雰囲気が楽しめます。


「マジックオニオン…ハカセがハツメイしたタマネギ スプーンいっぱいでたちまち しあわせになる オニオンスープの ざいりょう」…敢えて深読みするのはやめよう…


なお、本作の公式サイトには特に事前登録受付などの告知はありませんが、東京ゲームショウ2014のOnion Gamesブースでは情報が送られてくる「のぞきみクラブ」へ登録するためのQRコード付きフライヤーが配られています。登録すると限定壁紙がもらえたり、抽選で本作に登場するキャラクター「アスパラさん」がプリントされたマグカップが当たったりするので、事実上これが事前登録に相当するのかもしれません。

記事提供元: vsmedia
《籠谷千穂》
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