
TGS2015、コーエーテクモゲームスブースにて、3DS『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』を一足先に体験してきました。
本作はWii U版『ゼルダ無双』のほぼすべての要素が収録されており、携帯機で手軽にプレイすることが可能です。さらに『風のタクト』から「トゥーンリンク」と「テトラ」と「ハイラル王」も参戦。本作を購入するとWii U版でもこの3キャラクターを使えるようになるので、Wii U版をプレイした方も嬉しい仕様になっています。

『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』の試遊台は4台。少なめなので待ち時間を想定してお早めに!


今回プレイできるキャラクターはリンク、トゥーンリンク、テトラの三人。ステージは「魔獣島」固定です。せっかくなのでトゥーンリンクとテトラを選択。リンクの武器は片手剣、テトラはカトラスです。
ステージ名は「魔獣島」となっていますが、タウラ島の一部など『風のタクト』世界を象徴する様々な要素が盛り込まれたステージになっています。ブサイク岩や大砲を乗せた船などおなじみのモチーフも。これらはステージ攻略の仕掛けとなっています。

「魔獣島」は敵も『風のタクト』を準拠としており、ザコも砦ボスもコミカルな印象です。リアル頭身のリンクとのギャップが面白いですね。このギャップは3DS版ならではです。
トゥーンリンクは原作通りのコミカルな動き。トゥーンリンクは大回転切りの後に目を回してしまいますが、これらの細かな動きがしっかりと再現されています。
テトラは海賊らしくすばしっこい動きが魅力。スピード系のキャラクターが好きな方に重宝されそう。テトラはカトラスと鉄砲の二刀流なので、斬って撃ってと多彩なアクションを披露してくれます。さすが海賊のおかしらですね。鉄砲の弾は海賊らしく「水」。水柱を立てるなど大胆なアクションに仕上がっています。ちなみに最後に“三角形の光”が現れる攻撃もあり、知っている人にはわかる小ネタも盛り込まれています。

本作では3DSの無双シリーズで好評の「キャラクターチェンジ」システムが採用されています。タッチパネル側のキャラクターの顔アイコンをタッチすればいつでもチェンジが可能。また、動かしていないキャラクターは行き先が指定できるので非常に便利です。


『ゼルダ』の醍醐味と言えば様々なアイテムですが、3DS版では「オカリナ」が追加されており、マップ上にあるふくろうの像をタッチすることでワープが可能です。キャラクターチェンジとワープで目的地への移動が短縮でき無駄のない攻略ができそう。もちろん「オカリナ」はテトラも使用できました。

もうひとつの追加アイテム「ハンマー」はスイッチの仕掛けを動かす際に使用します。「魔獣島」攻略の鍵となるアイテムのようですね。敵に使用すると衝撃で目をくらますので囲まれた際に使えそう。またハンマーは特殊な敵にも有効。ブヨブヨとした敵・チュチュはまったく剣が効かないのですが、ハンマーで叩けば難なく倒せます!

アイテムの持ち替えは十字ボタンの左右で切り替え可能。よく使うアイテムをセットしておくことも可能です。
『風のタクト』のステージはWii U『ゼルダ無双』のその後のストーリーであることが1日目の紹介ステージで発表されました。試遊10分では物語の核心には触れられなかったので、その内容に期待が高まります。
3DS版『ゼルダ無双』は、トゥーンシリーズのキャラクターが参戦したことで文字通り“オールスター”な内容となりそうです。