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『仁王3』完成発表会レポート! 本郷奏多さん・土屋太鳳さんが「観世能楽堂」でゲームの魅力を語った

『仁王3』完成発表会レポート! 本郷奏多さん・土屋太鳳さんが「観世能楽堂」でゲームの魅力を語りました

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『仁王3』完成発表会レポート! 本郷奏多さん・土屋太鳳さんが「観世能楽堂」でゲームの魅力を語った
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コーエーテクモゲームスは2月2日、GINZA SIXの「観世能楽堂」にて、同社のダーク戦国アクションRPG『仁王3』の完成発表会を開催しました。

2月6日に発売される『仁王3』の発売に先駆け、コーエーテクモゲームスの開発陣ならびに俳優の本郷奏多さん、土屋太鳳さんが観世能楽堂の舞台に登壇。伝統あふれる能の舞台で本作の魅力を熱く語ったほか、ゲームの挑戦企画も行われました。さらにスペシャルなサプライズも……?

そんな『仁王3』の完成発表会を取材できましたので、その模様をレポート形式でお届けします。

■『仁王3』は自由度の高いオープンフィールドや2つのプレイスタイルなど、新たな魅力が詰まった最新作

『仁王3』完成発表会の舞台は、2017年4月にオープンした劇場「観世能楽堂」。700年の歴史を持つ観世流観世会が、能楽の公演を目的に開場したとされています。そんな伝統あふれる能楽の劇場で『仁王3』の完成発表会が開催されるとは、驚きしかありませんでした。能楽の舞台があまりに荘厳すぎて、しばし呆然とした覚えがあります。

▲GINZA SIXの地下3階にある「観世能楽堂」で、コーエーテクモゲームスの最新作『仁王3』の完成発表会が催されました
▲荘厳な雰囲気が漂う総檜造りの能舞台。国宝級の美しさに圧倒されました

まずは、『仁王3』のプロデューサーであり、コーエーテクモゲームスの代表取締役社長でもある鯉沼久史氏が登壇。2017年2月に発売されたシリーズ第1作『仁王』をプロデュースしたことで知られています。

鯉沼氏は、正式発表から発売するまで約12年を費やした初代『仁王』が世界中のゲームファンから高い評価を得たほか、『仁王』『仁王2』の全世界出荷累計本数が850万本を突破したと報告。

さらに、「『仁王』シリーズがコーエーテクモゲームスの代表作になれたのは、ゲームファンの皆様のおかげです」と、本シリーズを遊んでくれたファンに向けて感謝の意も述べました。

また、『仁王3』はナンバリングタイトルの新作にふさわしい進化を遂げたと、鯉沼氏はコメント。「『仁王3』は、世界中のゲームファンの期待に応えられる作品になっていると自負しています」と強くアピールし、自身の挨拶を締めくくりました。

▲コーエーテクモゲームスの代表取締役社長である鯉沼久史氏が登壇。初代『仁王』のプロデューサーを務めていました
▲「仁王」シリーズは、2017年2月に誕生したダーク戦国アクションRPG。『仁王』『仁王2』を合わせて、シリーズ出荷本数は全世界で850万本を突破したそうです

次は、『仁王3』のゼネラルマネージャーである安田文彦氏と、同作のプロデューサーである柴田剛平氏が登壇し、本作のゲームシステムとポイントをプレゼンしてくれました。

最初の話題は、1月29日に配信された『仁王3』の体験版。体験版はセーブデータを製品版に引き継げるためか、大きな反響があったそうです。その結果を受け、安田氏は「多くの方に『仁王3』を楽しんでもらえた」と喜びを明かしていました。

▲(左から)『仁王3』のプロデューサー・柴田剛平氏、同作ゼネラルマネージャー・安田文彦氏が登壇

シリーズ最新作の『仁王3』は、従来のコンセプトである「戦国時代×死にゲー」はそのままに、新たに「オープンフィールド」「最大3人までのマルチプレイ」「サムライ・ニンジャのプレイスタイル」を採用しています。

▲『仁王3』は緊張感のあるゲームシステム、多彩なアクションなどが特徴のダーク戦国アクションRPG

『仁王3』のキモとなるオープンフィールドでは、シームレスな探索や攻略が可能に。探索の自由度が増しつつ、フィールドは「死にゲーとしての歯ごたえが感じられる、高い密度・強度」で設計されているとのことです。

オープンフィールドの深掘りとして、「道中で強力な妖怪に出会ったり、廃れた村を探索したり、地獄のような場所で試練に挑戦できたりと、ダーク戦国の世界観を存分に体験できます」と安田氏がコメント。広大なフィールドを隅々まで探索したくなりますね。

▲『仁王3』のポイントは、広大なフィールドを自由に探索できること

『仁王3』の次なるポイントは、2つのプレイスタイル。過去作の定番プレイスタイル「サムライ」に加えて、新たに「ニンジャ」スタイルも利用できるようになりました。操作が異なるプレイスタイルをリアルタイムで瞬時に切り替えられるそうです。

「なぜプレイスタイルが2つになったのでしょうか?」というMCの質問に対し、柴田氏は「シリーズの新作ということで、これまでのバトルを進化させたかった」と回答しました。プレイスタイルを切り替えると見た目や手触りが変化するなど、新たな試みに挑戦してみたのだとか。

加えてニンジャを採用した理由について、柴田氏は「サムライと同様、ニンジャも日本を代表する戦士なので2つのプレイスタイルを採用しました」と語ってくれました。”日本を代表する戦士”、良い響きですね……。

▲「サムライ」と「ニンジャ」のプレイスタイルを用意

そのほかのポイントとして、最大3人でのマルチプレイや若き将軍の物語についても挙げました。

▲最大3人までのマルチプレイが可能。広大なフィールドを他のプレイヤーと一緒に探索できるとのことです
▲若き将軍・徳川竹千代を主人公に据えた壮大な物語もポイント

プレゼンを聞いた限り、難しいけれどもプレイしたくなるような魅力が盛りだくさんといった印象です。プレゼンの内容を聞き終えた瞬間、シリーズ経験者の筆者は「早くプレイしたい!」という気持ちに駆られました。

■『仁王3』出演の本郷奏多さん・土屋太鳳さんが登壇!自身が演じたキャラクターの魅力を語ってくれた

開発陣のプレゼンが終了すると、『仁王3』に出演した俳優の本郷奏多さんと土屋太鳳さんが雅な和装姿で登場。本郷さんは主人公の弟である「徳川国松」を、土屋さんは時代を超えて主人公を支える「卑弥呼」を演じています。

▲『仁王3』に出演した俳優の本郷奏多さん(左)と土屋太鳳さん(右)が、見目麗しい和装で登壇
▲本郷さんは主人公と対峙する「徳川国松」、土屋さんは主人公をサポートする「卑弥呼」のキャラクターボイスを担当

ここで安田氏、柴田氏、本郷さん、土屋さんのトークセッションがスタート。本郷さんと土屋さんをキャスティングした経緯をはじめ、キャラクターを演じた感想、演じるうえで苦労した話などを語ってくれました。

なお、本郷さんはゲーマーとしての側面もあり、一足先に『仁王3』をプレイしているんだとか。登壇直後、「めちゃくちゃ面白いゲームなので、今日はその魅力を皆さんにお伝えできたらなと思います」という、ゲーム愛たっぷりの挨拶が印象に残っています。

▲開発陣と出演俳優のトークセッションが開始。本郷さんは『仁王3』を絶賛プレイ中とのことでした

自ら演じたキャラクターのカットシーンを見た本郷さんは、「本当に本人そっくりというか、すごいなと思って感動しました」とコメント。本郷さんの要望をもとにCGのモデリングが制作されたため、再現度の高さにとても満足されている様子でした。

なかでも徳川国松の”闇落ち”について、本郷さんは「本郷奏多っぽいなと思っています(笑)。いつも悪い役というか、まっすぐな正義感を持つキャラクターはほとんどやったことないので……」とやや自虐的にコメント。

それでも、「闇落ちする役をたくさん演じてきたからこそ、きっとキャスティングされたんだと思っています。なので、今までの経験を活かして徳川国松を演じさせていただきました」と、ポジティブに意気込みを語っていました。

本郷さんの起用理由について、「闇落ちのキャラクターを演じられるのは本郷さんしかいないということで、キャスティングさせていただきました(笑)」と安田氏。闇落ちした際の高笑いなど、本郷さんと徳川国松のシンクロ率の高さを絶賛していました。

▲徳川国松が顔に血をつけた状態で高笑いする場面は、闇落ち役を多く演じてきた本郷さんの経験が最大限活かされているとのことです

次に卑弥呼が登場する映像を見た土屋さんは、「圧倒されますね。時空を超えて、違う軸でこの世界があるんじゃないかと思うぐらい、不思議な説得力があると思いました。顔のスキャンやアフレコをさせていただきましたが、(こうして見ると)別の世界で生きているような気がします」と感想を述べました。

「卑弥呼は伝説的な存在なので、演じるのが難しかったのではないですか?」とMCが質問すると、「卑弥呼は謎に包まれている存在なので、彼女のイメージ像はそれぞれ異なると思います。なので、どういう風に表現したら皆さんに共感してもらえるのかを考えながら、卑弥呼を演じさせていただきました」と土屋さんは回答。ディレクションのリードを経て、「仁王」シリーズらしい卑弥呼をうまく表現できたそうです。

卑弥呼を演じた土屋さんについて、柴田氏は「『仁王3』の卑弥呼は複数のキャラクターに変化するため、演じ分けが難しいキャラクターです。土屋さんはゲームが初めてということでしたが、実際に収録をしてみると一発で演じ切ってくれたので、さすがだなと思いました」と、土屋さんの柔軟な演技力を高く評していました。

▲さまざまな時代で主人公をサポートする重要なキャラクター、卑弥呼。時代ごとに別のキャラクターに変化するため、演じ分けが大変だったそうです

■「『仁王3』はブドウのようなゲーム」という名言が生まれた瞬間

今度は、お互いが演じたキャラクターの感想やアフレコの難しさを語る流れに。

2人が演じたキャラクターの感想を語る場面で、最初に口を開いたのは本郷さん。「土屋さんが演じるキャラクターは説得力が必要なキャラクターなので、演じるのが難しいと思います。ですが実際に映像を見てみると、土屋さんの力強さやたくましさがすごく表現されていたので、素敵なキャラクターだと感じました」と、土屋さんの存在感を高く褒めていました。

ついでに、「『仁王3』で土屋さんが演じるキャラクターと一緒に戦う場面があるんですけど、とにかく強いんですよ! 本当にいつもお世話になっていますって感じですね(笑)」と、ゲーマーらしいコメントで会場の笑いを誘う場面も。

▲お互いが演じたキャラクターの感想やアフレコの難しさも語ってくれました

一方、土屋さんは「本郷さんとは9年前に”ワケありきょうだい”の役で共演したことがありました。本郷さんは”繊細で優しくて、クールで面白いイメージがあるので、闇落ちする前の国松にピッタリだなって感じでした(笑)」と、共演した際の印象を思い出しながら感想を伝えていました。

その感想を聞いた本郷さんは、「『仁王3』の竹千代と国松も”ワケありきょうだい”の設定なので、”ワケありきょうだい”も僕の得意分野なのかもしれません(笑)」と、不思議なご縁があることを笑いながら強調していました。

▲「なるほど」と思う瞬間もあれば、笑ってしまう瞬間もあるなど、短いながらも有意義なトークセッションでした

最後のアフレコの難しさについて、本郷さんは「アニメの吹き替えは多く経験したことがありますが、ゲームのボイス収録は初めてでした。攻撃時の息遣いなど、ボイスエフェクトの使い分けが難しかったのですが、楽しみながら演じさせていただきました」と回答。ゲームならではのボイスエフェクトに注目してほしいと力説していました。

続く土屋さんは「普段の映像作品だと台本のページをめくると物語が進みますが、『仁王3』はページをめくってもエピソードが違うので役づくりが難しかったですね。『仁王3』はブドウみたいなゲームだと思いました。1つ1つの味が違うところがブドウみたいというか」と独特な感想を言った瞬間、会場は笑いに包まれました。

安田氏は、「お2人とも歴史モノの映画や映像作品に出演された経験があるため、『仁王3』の物語に説得力をもたらしてくれました。本作をプレイしていただいた方は、お2人の演技力の凄さを感じていただけるのではないかと思っています」と、本郷さんと土屋さんの演技力と存在感を改めて賞賛し、トークセッションはお開きとなりました。

■10分以内で『仁王3』のボスを討伐! 本郷奏多さんの腕前がプロレベルで驚いた

開発陣と俳優陣のトークセッションが終わると、次はゲームプレイ企画「追儺式」のコーナー。2月3日は「節分」にちなんで、本郷さんが『仁王3』に登場する鬼のボス「茨木童子」と戦うといった内容です 。

ただし、制限時間は10分。ゲーム自体が難しいだけに、かなり過酷な展開になることは容易に想像できます。本郷さんは一足先に『仁王3』をプレイしているようですが、茨木童子と戦ったことはないとのこと。茨木童子の攻撃パターンがわからない状態で、本郷さんの挑戦がスタートしました。

▲10分以内の制約のもと、『仁王3』に登場する鬼のボス「茨木童子」と戦う本郷さん

初見の状態で、茨木童子との戦いに挑む本郷さん。茨木童子が繰り出す激しい雷攻撃を必死に回避しつつ、隙をついて攻撃を加えていきます。ですが、予測不可能な攻撃パターンに翻弄されてしまい、あえなく「落命(ゲームオーバー)」……。

▲初見の状態で茨木童子に挑む本郷さんですが、話す余裕がないほどの強烈な攻撃に苦戦を強いられてしまいます
▲1度目の挑戦は、成す術もなく「落命(ゲームオーバー)」……

2度目の挑戦で、本郷さんは『仁王3』の魅力を実演しながら紹介するなど、ゲーム実況さながらのプレイを披露。余裕がない状況ではありますが、「ゲームの魅力を伝えたい」「会場を盛り上げたい」という戦いの中での必死さがひしひしと伝わってきました。

茨木童子の攻撃パターンを見切ったのか、華麗な動きで相手の体力を8割ぐらい削っていく本郷さん。そのタイミングで必殺技の「守護霊技」を発動し、茨木童子の体力を大幅に削っていきます。

あと少しのところで茨木童子の反撃を受けてしまいますが、「慢心が良くない!」と自身を鼓舞し続けた結果、見事茨木童子の討伐に成功! 成功した瞬間、会場から拍手が湧き起こりました。

▲茨木童子の体力を8割削ったタイミングで、守護霊技を発動
▲あと一歩のところで茨木童子の反撃を受けてしまい、「仁王」シリーズ特有の緊張感が……。
▲慢心が良くないと鼓舞し続けた結果、茨木童子を討伐することに成功! すごい!

本郷さんは討伐達成の余韻に浸りながら、「『仁王3』にはたくさんの強敵が出てきますが、多彩な攻撃を使ってくるんですよね。攻撃が終わったと思ったらもう一発あるみたいな感じです。これが面白いんですよ! 何回もトライ&エラーを重ねて、攻撃パターンを少しずつ覚えて倒したときの達成感が素晴らしいゲームなので、それを楽しんでやっております」と、『仁王3』の醍醐味を熱く語っていました。

■土屋太鳳さんへの誕生日プレゼントは、”和紙で作られたケーキ”?!

すべての企画が終わったと思いきや、ここでスペシャルなサプライズが! なんと2月3日は土屋さんの誕生日だったのです。そこで、内緒で用意した誕生日プレゼントを土屋さんに贈呈するという、素敵なサプライズ企画が行われました。

最初に本郷さんが花束を手渡しすると、次は誕生日らしくケーキを贈呈するという流れに。ただ、舞台に運ばれてきたケーキは本物ではありません。なぜなら、観世能楽堂は飲食NGだからです。そのため、今回は「越前和紙」で作られた特製ケーキを贈呈することになりました。

突然のサプライズに驚きながらも、土屋さんは「今年で31歳になりますが、感謝をしっかり伝えていけるような生活をしていきたいです。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べました。

▲2月3日は土屋さんの誕生日ということで、本郷さんから花束が贈呈されました
▲コーエーテクモゲームスの誕生日プレゼントはケーキ……と思いきや、和紙で作られた特製ケーキ?!
▲本物レベルのクオリティに驚き、まじまじをケーキを見つめる土屋さん

締めの挨拶で、柴田氏は「『仁王3』はお2人の存在もそうですし、皆様からのご意見や応援のおかげで、本当に素晴らしいゲームに仕上がったと思います。いよいよ今週発売なので『仁王3』をぜひお楽しみに!」とコメント。

続く安田氏は、「制作チームが全力で作った6年ぶりの最新作ということで、シリーズの最高傑作ではないかと感じています。いっぱい落命してしまうかもしれませんが、最後まで楽しんでいただければと思います」と、『仁王3』の発売を待ちわびているファンに向けてメッセージを送っていました。

土屋さんは「本郷さんのゲームプレイを見てワクワクする瞬間がありました。この魅力がたくさんの方々に届くことを心から願っております」とコメント。多くのゲームファンに遊んでもらいたいという気持ちが込められているように感じました。

最後に本郷さんは、「『仁王3』という素晴らしい作品に携わることができて本当に幸せですし、光栄です。ゲーマー目線で言いますと、このゲームめちゃくちゃ面白いです。いま夢中になって毎日遊んでいますし、早く帰って遊びたいぐらいなんですが、本当に面白いゲームに仕上がっているので、皆さん期待していただいて、少しでも多くの人に遊んでいただけたらうれしいなと思います」と熱量高めのメッセージを送ると、盛大な拍手とともに終演しました。


《いちえもん》

日日執筆 いちえもん

某ITメディア編集部員を経てライターに転身しました。大好物は洋ゲー全般、FPS、死にゲー、アドベンチャーゲーム、ホラーゲームなど。

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