
正式タイトルは「Another Eden アナザーエデン」。ステージにはプロデューサー兼ディレクターの高大輔さん、声優の園崎未恵さん、そしてシナリオを担当する『クロノ・トリガー』を手がけたライター・加藤正人さんが登壇し、本作がどのような作品なのかを語りました。

本作ではシナリオを担当する加藤正人さんと共に、名作RPG『クロノ・トリガー』を手がけたサウンドクリエイター・光田康典さんが参加。オープニングテーマを手がけます。ゲーム内音楽は土屋俊輔さん、マリアム・アボンナサーさんが担当。
ゲームは昼夜の時間の概念を持ち、あえて3Dではなく2Dで描写される街とフィールドがシームレスに接続された世界となっているそうで、「古代・現代・未来」という3つの時代をタイムトラベルしながら“冒険”するRPG作品となっているそう。

「アナザーエデンの見どころ」として5つのポイントが挙げられ、さらにストーリーのあらすじらしきものも公開。声優の園崎未恵さんによる朗読も行われました。

『アナザーエデン』ではフレンド機能やログインボーナスといった現代の「ソーシャルゲーム」にあるSNS的な機能・サービスを排除しているそうで、キャラクターボイスを実装しないことが決定しているなど、伝統的なRPGとしての開発を進めている模様。
ならばなぜイベントに声優である園崎さんを呼んだのだという話にもなりましたが、最終的に「主題歌……イメージソング的な何か」を園崎さんが担当することになりそうです。

すでに膨大な量のシナリオが出来上がりつつあるそうで、「ストーリーを読むだけじゃ、冒険じゃない」と本作への意気込みを感じさせつつも、まだゲームの実機デモや映像などは公開できないそうで、発表会ではいくつかの開発中画像が公開され、高P&Dの私物スマホに入っているテストアプリケーションを園崎さんがプレイしている様子が生披露されるに留まりました。
2016年春ごろのサービス開始を目標に、今年の後半から年明けにはベータテストの実施を検討しているそうなので、興味を惹かれた人は今後の情報に注目しましょう。
なお「主人公は猫だ」という発言がシナリオ担当の加藤さんから飛び出しましたが、これに対して高P&Dは「おい!加藤!査定さげるぞ!」とコメントしています。真偽は不明。