不気味な夜の街を舞台に、幼い少女がたったひとりで、消えた愛犬と姉を探しに出かける“夜道探索アクション”が楽しめる『夜廻』。誰もが一度は恐れた“夜”への怖れに焦点を当てる、ユニークながらも共感性が非常に高い一本です。

今回は、これまでお伝えしてきた本タイトルの基本情報をおさらいすると共に、新たな探索場所や初公開のお化けたちをご紹介。探索中に少女が遭遇する“血塗れの女性”や、“犬”に関連した情報の一部も明らかとなっているので、謎めく物語の一端を垣間見てください。

幼い少女は飼い犬を連れ、赤く染まった夕暮れの道を散歩していました。しかし、彼女の不注意によって犬は事故に合い、どこかへいなくなってしまいます。

空っぽのリードを引いて帰ってきた少女を見た姉は、犬を探しに外へ飛び出していきました。ひとり残された少女も遅れて家を出ますが、そこに広がっていたのは、見知った昼間と違う顔をした、不気味な夜の街でした・・・。
■懐中電灯を手に、闇に包まれた暗い夜道を廻る

少女は消えた愛犬と姉を探すため、懐中電灯を手に暗い夜の街へと踏み出します。夜の街には人気がなく、道沿いや道端にあるものは大半が闇に包まれています。懐中電灯の光を灯し、そこにあるものを照らしながら探索を進めていきます。
■探索場所をくまなく歩き、探索の手掛かり見つける

探索場所にはいろんなものが落ちています。拾って道具として使えるものもあれば、その詳細を確認することで、探索のヒントが得られるものもあります。探索場所をくまなく歩き、探索の手掛りになるものを見つけましょう。
■夜の闇に紛れ込んでいる、人ではない“何か”

夜の闇には人ではない“恐ろしいもの”が紛れ込んでいます。人のような姿をしたものから異形の姿をしたものまで、様々なものが存在し、少女を見つけると襲いかかってきます。懐中電灯の“光”や“拾ったもの”を上手く利用して、彼らから身を遠ざけながら探索を進めなければなりません。
■閉ざされた道を開放し、探索場所を広げる

探索の道中には、何かによって道が塞がれていたり、鍵の掛かった門や扉によって道が閉ざされている場所があります。そうした場所は探索中に入手したものや、ゲームの進行によって進めるようになります。道を開放し、様々な場所まで探索範囲を広げていきましょう。
■お寺

街外れの林を抜けた先にあるお寺。誰も住んでおらず、お寺は今にも崩壊しそうな様相をしている。お寺のまわりには墓地が広がっており、夜な夜な“犬の鳴き声”が響き渡るという。
■田園地帯

住宅地から少し離れた、田舎の雰囲気が残る地域。田んぼとあぜ道が続く。水辺が近く、昔溺れて行方不明になった者が水死体となって見つかることがある。
■廃工場

封鎖された廃工場。人の気配はなく、今は立ち入りが禁止された場所。固く閉ざされた門の先で、少女はこれまでにない恐怖と対面することになる。

目的の場所に辿り着くための探索ルートは複数存在します。進む道によって、危険なお化けがたくさんいたり、逆にお化けがあまり出没しない道もあります。進むルートが難しいと感じたら、別のルートを探してみるのも一つの手です。
■首吊り霊

首を吊って死んだ人間の霊。生前の苦しみを忘れられず、悪霊と化して人を襲う。
■咀嚼する影

霧のような姿で夜の街を漂う影。影に捕らえた者を咀嚼し、呑み込む。
■巨大霊

たくさんの思念が集まって出来た巨大なお化け。異形の姿で夜の街を徘徊する。
■夜の闇の中に消えた愛犬と姉の行方

探索を進めていくうちに、少女は“犬”や“行方不明の女性”に関わる様々な情報を入手します。街外れにある田んぼでは、最近血塗れの女性が出没するとの噂があります。また、夜の学校や商店街など、街の至るところで、少女はたびたび犬の影を見つけます。果たして愛犬と姉の行方は……?
■誰かが残した探索の道標

探索中、少女は誰かが残した“メモ”を見つけます。それは時に、少女を導く道標のように、探索のヒントが書き記されていることがあります。誰がいつ、何のために書き残したものなのか? 真実は闇の中です。
■闇に潜む巨大な悪意

夜を彷徨うお化けたちは、少なからず生きている者への“恨み”や“辛み”を持っています。しかし、少女が探索する夜の街には、何か別の“大きな悪意”が闇の中を漂っています。愛犬や姉が帰ってこないのは、その大きな悪意と、何か関係があるのかもしれません・・・。
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『夜廻(よまわり)』は、2015年10月29日発売予定。価格は、パッケージ版が5,980円(税抜)、ダウンロード版が 5,143円(税込)です。
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