『GOD WARS ~時をこえて~』は、「古事記」と“お伽話”を融合させた世界を冒険するタクティクスRPGです。それぞれの運命を背負いながら森羅万象と果敢に戦い、その人生を煌めかせた英雄たちの群像劇が描かれます。

今回は本作のあらすじや登場キャラクター、そして世界観などゲーム概要が公開されています。
■世界観 ~古事記×お伽話
本作では、“八百万の神々”を独自の視点で表現。日本人の心に残るキャラクターたちが躍動する日本神話の世界がアニメと大和絵で描かれます。●スタッフ(敬称略)
・ディレクター/シナリオ/原作:安田善巳
・キャラクターデザイナー:箕星太朗
・モンスターデザイナー:竹安佐和記
・コンポーザー:新田高史
・ナレーター:佐野史郎
■あらすじ
遥か昔、富士国・出雲国・日向国と呼ばれる三国を中心とする美しい国があった。その国の名は瑞穂国。瑞穂国の民は、穏やかで争い事を好まず、祖霊を敬い自然と共生しながら平和に暮らす民であった。
しかし、瑞穂国に稲作技術が生まれ、鉄文明を利用し始めると、人々は争いを始め、自然を破壊し、祖霊をないがしろにするようになった。そんな中、瑞穂国の各地で洪水や地震、噴火などの天変地異が発生し始める。
世界に破滅をもたらす大噴火を防ぐため、富士国女王ツクヨミは愛娘サクヤを生贄として火口に捧げ、さらに新たな危機に備えるためサクヤの妹カグヤを竹の結界に幽閉すると、ツクヨミはそのままどこかへ姿を消してしまった。
それから十二年。結界の中で美しく育った王女カグヤを、幼馴染の少年キンタロウが農民の蜂起に乗じて助け出す。「生贄の定め」に抗い、自らの手で運命を切り拓くため、二人は富士国を脱出し、ツクヨミの真意を知るために瑞穂国を巡る冒険の旅に出るのだった。
しかし、瑞穂国に稲作技術が生まれ、鉄文明を利用し始めると、人々は争いを始め、自然を破壊し、祖霊をないがしろにするようになった。そんな中、瑞穂国の各地で洪水や地震、噴火などの天変地異が発生し始める。
世界に破滅をもたらす大噴火を防ぐため、富士国女王ツクヨミは愛娘サクヤを生贄として火口に捧げ、さらに新たな危機に備えるためサクヤの妹カグヤを竹の結界に幽閉すると、ツクヨミはそのままどこかへ姿を消してしまった。
それから十二年。結界の中で美しく育った王女カグヤを、幼馴染の少年キンタロウが農民の蜂起に乗じて助け出す。「生贄の定め」に抗い、自らの手で運命を切り拓くため、二人は富士国を脱出し、ツクヨミの真意を知るために瑞穂国を巡る冒険の旅に出るのだった。
■三国の紹介
●富士国(ふじのくに)
富士山を中心とした最古の王国で、瑞穂国の母性を象徴する存在でもあります。人々は、自然や先祖を神として崇拝しており、中でもイザナギとイザナミを瑞穂国創生の神として厚く敬っています。なお、建国者であるツクヨミは、自然の神々や黄泉の国の神々と対話する能力を持つ巫女です。
●出雲国(いずものくに)

瑞穂国の中心に位置する巨大な連合国家。武力による他国の支配や統一国家設立は行わず、交易により土木建築技術や医療技術を広めています。建国者であるスサノオはかつてヤマタノオロチを退治した英雄でしたが、今は巨大連合国家の国政を任された良き王として治世にはげんでいます。
●日向国(ひゅうがのくに)

九州中部・南部を中心とした三国の中では最も新しい新興国。建国者であるアマテラスは、鬼界の大噴火という大試練と向き合う中、民を守るために他国へ進出して国を強くして行くことを決意します。

本作の戦闘は、箱庭状のマップで繰り広げられるターン制のバトルシステムとなっています。

30種類を超えるジョブ、200種類を超える古来の武具、そして600以上のスキルが登場。ジョブやスキルをカスタマイズしてパーティーを編成し、各ステージにあった戦略を練ることが重要になります。
本作のキャラクターデザインは、箕星太朗氏が担当しています。古代の日本を駆け抜けるキャラクターたちの姿を表情豊かに描き、斬新なデザインで神話時代の登場人物を現代に蘇らせるとのこと。
■カグヤ

富士国女王ツクヨミの三女で、強大な霊力を秘めた巫女。母であるツクヨミの命により、次の富士山の噴火に備えて生贄となるべく富士浅間の宮に幽閉されていましたが、自由を求めて母に真意を問うための旅に出ます。
■オオクニヌシ

出雲国王スサノオの長男。弁舌さわやかな美男子であり、女性との艶っぽい噂が絶えません。カグヤにほれ込み、その旅に協力します。
■モモタロウ

日向の王アマテラスの長男。文武両道に優れた一代の英傑で、次代の王として一身に期待を集めています。さらに、覇気に溢れた性格で優れた行動力も持ちあわせており、中央集権的な国家を理想としています。
■サクヤ

カグヤの姉。13年前、神々の怒りを鎮めるために生贄として富士の火口に捧げられました。
モンスターデザインは、『大神』『エルシャダイ』などの制作に携わった竹安佐和記氏が担当。独自の世界観で八百万の神々に息吹を与えるとのこと。
■火の鳥

阿蘇山を象徴する八百万神。阿蘇の鳴動とともにカグヤたちの前に姿を現します。かつてのツクヨミ、アマテラス、スサノオの振る舞いに怒りを募らせており、その怒りの矛先をカグヤに向けています。
■大神

山を象徴する八百万神。山が崩され森林が伐採されることに怒りを覚え、正気を失い祟り神と化してしまっています。
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『GOD WARS ~時をこえて~』は2016年発売予定です。
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