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【特集】ユーザーへの挑戦状「壮大に仕組まれたARG(代替現実ゲーム)」

今回の特集ではゲームに関連したARGの中でも、非常に手の込んだものをいくつかご紹介します。

その他 全般
 
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◆現在も進行中!? 『Trials Evolution』の壮大過ぎるARG


2009年にリリースされたバイクアクションゲーム『Trials HD』には多くの謎が埋め込まれ、コミュニティが全てを解読するのに約2年半を必要としました。そして2012年に『Trials Evolution』がリリース。ファンが予想していたとおり本作にも謎が隠されていましたが、それがとんでもなく壮大なものだったのです。以下、解読までの流れを一挙にご紹介。

    解読までの流れ
  • ゲーム内で見つかる木の板をつなぎ合わせると暗号のようなメッセージに。


  • 暗号を解読するとDLC「Riders of Doom」で特定操作を行う指示が明らかに。

  • その操作を実行すると曲が流れ出す。


  • その曲の歌詞はさらなる謎の存在を示しており、スペクトル解析するとモールス信号が埋め込まれていることが判明。


  • モールス信号はウェブサイトのアドレス(www.fixedpatternencodes.com)を示していた。

  • 2013年後半、ウェブサイトに図柄や記号、数式が描かれた画像が次々と投稿される。


  • 各画像は関連する科学者の名前の頭文字で、アルファベット26文字を示しており、その後に登場した画像による暗号も解読される(2013年10月9日)。


  • 解読後に登場した画面ではサンフランシスコ(アメリカ)、バース(イギリス)、ヘルシンキ(フィンランド)、シドニー(オーストラリア)に何かが存在することが示唆された。



  • シドニー、オーストラリア、バースの3箇所にて、小さな金属プレートと鍵の入った箱が発見される。プレートの片面には作家ジョン・グリーンの作品からの引用が書かれていた(もう片面は後述)。


  • ヘルシンキ(デベロッパーRedLynxの地元でもある)の住所はフィンランドの人気ゲーム雑誌Pelaajaの事務所であり、そこで3枚の書類を手渡された。


  • その書類はフランス語で書かれた300年ほど前のもので、1700年代フランスの土地売買や貸付金に関連している。

  • 書類の1枚は金属板で、次の手がかりの地図になっていた。


  • 最後に見つかった箱には前述の小箱と、古い懐中時計が入っていた。


  • 金属プレートのもう片面に書かれていたメッセージ



    2113年の正午
    8月最初の土曜日
    5つの鍵の1つが箱を開けるだろう
    エッフェル塔の下で

そう、このARGは現在も継続中で、最後の謎が解き明かされるのはおよそ100年後なのです。この謎を作り上げたクリエイターのAnttil ilvessuo氏によれば、2113年8月の正午エッフェル塔の下に箱が到着するよう詳細な準備をしているとのことです。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」でドクが1885年から2015年に手紙を送ったのを思い出しますね。


Anttil ilvessuo氏へのインタビュー

ゲームの世界から現実世界へと拡大し、現代から未来へと繋がる(ヘルシンキの書類を含めると“過去”も)壮大な『Trials Evolution』のARG。私たちが結果を見られないのは残念ですが、代々受け継がれた鍵が2113年8月にエッフェル塔の下に無事集うことを祈ります。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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