◆より競技性に特化した新ゲームモード「チームバトル」

最新アップデートで追加される本ゲームモードは、最大10名のチームから参加できる競技性の高いモードです。「見知った友人とチームを組みたい」などのユーザーの要望から導入を決めたもので、『World of Tanks』のクランウォーズとは別のものになります。プレイヤーのアカウントレベル12から参戦可能で、プレイヤーが自分でチームを作成するかチームに参加することで戦います。

所属/作成可能なチームは最大3チーム。2チーム目に参加する場合は、所属チームで10戦以上プレイすることが条件で、3チーム目に属している場合にはチームの作成は出来ません。初回チーム作成時には30万クレジットが、2チームと3チームの作成には300ダブロンの費用が必要となります。また、現時点でチームに最大10名のプレイヤーが所属可能ですが、実際にチーム戦に参加出来るのは7人のプレイヤーで、残りは試合が終わるのを待機するのみです(7名が参戦枠で、残りの3名は予備)。

戦闘は7vs7で行われる他にも、空母1隻と戦艦2隻までの艦艇制限が設定。本モードにおいてアジアサーバーではTier 6からTier 7までのTier制限(他のサーバーでも制限は実施)も設けられる予定です。また、チームバトルはランダム戦とは別に戦闘が用意されていますが報酬は同じ。なお、現時点で戦闘前にメンバーが居ない場合は、他のプレイヤーを傭兵としてバトルに招待可能ですが、人数不足のまま戦うことも出来ます。またマッチング時間は、当初高Tier設定においてなかなかマッチングしなかったものの、制限Tierを引き下げたことによって30秒から1分未満になったようです。

7vs7対戦で展開するのは、社内で5vs5戦をテストした場合マップが広く、なかなか会敵せずタイムアップしまうことがあったためです。またタウンイベント「第二次北海道ほくほく作戦です!」で実施した6vs6戦は、そこそこ盛り上がっていたことと(「Wargaming Friendship Day in Sapporo」では5vs5戦)、程よく集まれる人数から最終的に7vs7になったとのこと。また、7vs7で遊べるような小さめのマップも用意するようです。

本モードは、現時点で正式実装には至っていないので導入は経過を見つつ設定を行う予定。チームバトル開催期間も決定していませんが、アジアサーバーで最も人が集まる時間である日本時間午後8時から午前1時までのピーク時間に開催を予定。またマッチングが開始出来る最低人数は4人です。ゲームルールについてはランク戦と同じものとなっていますが、現時点ではテスト段階のため今後はまた変わる可能性があるようです。トーナメントモードに関しては現時点では実装されておらず、このモードの人気によって実装を検討するようです。

今後のWargaming Leagueへの視野について2016年は、e-Sportsがターゲットの一つとなっている他にも、チームバトルによってクランやチームなどユーザーごとの横の繋がりを作ってゆきたいようです。
本アップデート0.5.3の配信は近日を予定しています。以下、Q&Aの一覧です。




◆今後の『World of Warships』のアップデート内容
次期アップデート0.5.3では艦長の新スキルと全体的なスキル調整が実施。スキルによって副砲や主砲が強くなるものや、HPの底上スキル、射程を犠牲にすることで魚雷速度を増加させる能力などです。戦艦の主砲サウンドとBGMなどが新しく刷新。対空周りのバランス調整も行われます。他にも、「蒼き鋼のアルペジオ」関連のイベントを長く続けるために新機能などを追加します。
また、独ソの新艦艇に関しては現時点も開発が進められている状態で、今後のアップデートで追加されるとのことです。2016年の『World of Warships』は、e-Sports関連に力を入れていくと共に大会の実施も検討しており、最初の目標はオンラインでのものを企画したいと考えています。また、トレーニングモードや試合観戦のオブザーバーモードの実装も検証中です。
UPDATE(13:17): チームバトルで設定されているTier制限ですが、情報初出時のTier 5からTier 6の範囲から、Tier 6からTier 7までの範囲に変更されたとWargamingから発表がありました。この仕様変更は「門戸を広く持つ一方で、より高いTierにも挑戦して欲しい」という意思の基、開発陣より発表されました。これに伴い記事を一部アップデート致しました。
記事提供元: Game*Spark