
コーエーテクモゲームズは、Team NINJAのPlayStation 4向けアクションRPG『仁王(Nioh)』のゲーム情報を公開しました。
今回、本作に登場するキャラクター・ステージ・ボスの新情報が一挙に紹介されています。特に注目したいのが、洞窟や崖といった様々な地形が存在するステージ「中津」の項目。その中に、湧き出る温泉に浸かり、戦いの傷を癒すウィリアムの姿が映し出されています。殺伐とした雰囲気に包まれている本作ですが、このシーンだけはのほほんとしていますね。



黒田長政は、武勇に優れ、多くの戦で武功を立てた。官兵衛の息子。ウィリアムが漂着した臼杵の近く、豊前中津に領があったため、二人は出会う。人好きのする豪快な男で、民を思う気持ちは誰よりも強い。守護霊は「伏牛(ふせうし)」。


黒田官兵衛孝高は、かつて太閤秀吉を支えた名軍師であり、長政の父でもある。長く牢に囚われていたために足を病み、老境にも差し掛かっているが、冷徹な頭脳は衰えを知らず、その眼光はいまだ鋭い。守護霊は「蛟(ミズチ)」。


足場の悪い崖路で山賊と対峙するウィリアム。身に着けている「弓取りの袴」は、防御力は低く乱戦には向かないが、軽量で身軽な行動をとりやい。


地底洞窟と思しき場所での魑魅魍魎との死闘。ぼんやりと発光するキノコだけが光源の仄暗い洞窟は妖怪の格好の住処だ。


火山国である日本では、各地で体の傷を癒す温泉が湧き出る。ウィリアムにとって、その湯に浸かる時間は激しい戦いの合間の貴重な憩いの時となる。



九州北部、中津の山々は石灰岩で形成されており、長年にわたる侵食によって作られた洞窟は複雑怪奇な階層構造となっている。浅い階層に住む恐れ知らずの賊たちでさえ、その最深部には立ち入ろうとしない。




若い男を美しい肢体で誘惑し、その生き血をすする妖怪、「飛縁魔(ひのえんま)」。その目には邪悪な本性が浮かんでいる。体の自由を奪う超音波による麻痺攻撃、大きな翼を広げての高速の突進や回転攻撃はウィリアムにとって脅威となる。

二刀を自在に使いこなし、敵を蹴散らす。斬撃系の技中心で構成される二刀アクションは、流れるような連撃で敵を圧倒するスタイル。


化け蜘蛛の巣窟となった信貴山城での戦い。激しい包囲戦の末に滅ぼされた城内の兵たちの強い怨念が邪悪な妖怪たちを生み出し、引き寄せる。



引き裂かれ棚引く旗指物、壊れた城壁、そして朽ちた兵たち。先の戦の跡が色濃く残る、廃墟となった信貴山城。天守や御殿の内部など城内のいたるところに蜘蛛の巣が張り巡らされている。




蜘蛛の巣に覆われた信貴山城の天守に待ち受けるのは、「女郎蜘蛛(じょろうぐも)」。美しかったであろうその顔や着物も、人への恨みで醜く穢れている。蜘蛛の巣で動きを鈍らせ獲物を長く鋭い足で突き刺し、引き裂く。
『仁王』は、2016年冬に発売予定です。