21分21秒から開始
スクウェア・エニックスは、9月2日から5日にかけて開催されたPAX 2016にて、同社のRPG最新作『ファイナルファンタジーXV(FINAL FANTASY XV)』のセッション「FFXV Live @ PAX West」を行いました。
このセッションには、本作のディレクターである田畑端氏と、リードゲームデザイナーのWan Hazmer氏、グローバルブランド担当の光野雷生氏が登壇。この3名が『ファイナルファンタジーXV』をプレイしながら、その魅力について語っています。本記事では、そのセッションの様子をお届けします。

プレイ映像は、壮大な自然風景が広がるフィールドにて、ノクティス達の愛車であるレガリアが、果てしなく続く道路を走行しているシーンからはじまります。画面左下には、ガソリンの残量が表示されており、定期的にガソリンスタンドで燃料を補給しなければならないようです。また、運転中は、主人公のノクティスやグラディオラス、イグニス、プロンプトが会話をしてくれるので、車を運転しているうちに退屈になる事は無いように思えました。

そして、ノクティス一行は、目的地の鉱山に到着。ここには、秘密のダンジョンが存在しており、ゲーム序盤では、本来訪れる事は出来ません。この鉱山は、本作の開発スタッフがわざわざ現実の鉱山でロケハンを行って、作り上げた本物志向のダンジョンで、ゴブリンをはじめとした危険なモンスターが生息しています。

地下のダンジョンは、地上の美しい景色とは異なり、暗くて狭くてジメジメする陰鬱な世界がどこまでも続いています。田畑氏によると、地下世界は、地上とは光と闇のコントラストの付け方が違うのだとか。場所によって雰囲気を変える事で、より世界に深みを持たせているようです。

また、鉱山では、ゴブリン達がトロッコを使ってノクティス達を攻撃してきます。プレイヤーは、薄暗いダンジョンで敵に気を配りつつ、このようなトラップにも注意する必要があります。


そして、このダンジョンの奥深くに進むと、ボス格と思われるモンスターが待ち受けており、ノクティス一行を瞬殺していきました。どうやら、この敵を倒すには、ノクティス達のレベルが少々足りないみたいです。

次に、チョコボレースの紹介が行われました。ノクティスとライバルキャラクターの一騎打ちでレースが開始。プレイヤーは、コース中のチェックポイントを通過してゴールまで到達する必要があるのですが、コースを離脱し、チェックポイントだけ通過する事も出来るようです。また、このチョコボレースは、スピードを出せば勝てるものではなく、スタミナの配分を考慮しながら走らないといけません。

かわって、ノクティスがニフルハイム帝国の基地を攻略するシーンが紹介されました。基地を守るロボット兵器は、モンスターとは攻略方法が異なり、隙をついてピンポイントで部位を破壊する必要があります。また、このような機械には、サンダーの魔法が有効であるとのことです。

そして、ニフルハイム帝国の重要人物であるアラネアのイベントシーンと、バトルの一部が紹介されて、本セッションは終了しました。最後に、PAX 2016の会場で配られるアラネアのドット絵Tシャツが発表。それと同時に参加者の歓声(かなりのハイテンション!)が会場を包みました。

『ファイナルファンタジーXV』は、PlayStation 4/Xbox Oneを対象に、11月29日(火)発売予定です。