
9月25日、今年『モンスターストライク』が3周年を迎えるXFLAGが、幕張メッセにて「XFLAG PARK 2016」を開催しました。本稿では、「ゲームの枠を超えたLIVEエンターテインメントショー」と銘打たれたこのイベントの模様をレポートします。

開幕イベントのひとつとして行われた「RIBBON REBIRTH LIVE in MAKUHARI」。『モンスト』のアイドル、“白雪姫リボン”の奇跡の復活ライブを一目見ようと、開場直後にも関わらず多くの来場者がつめかけました。
復活ライブに向け、努力を重ねる“白雪姫リボン”の姿がアニメ映像でつづられたあと、ARのリボン嬢がいよいよステージに登場。ゲームの世界を抜けだし、ステージを縦横無尽に歌い踊る彼女の姿に集まったファンは大興奮。新曲「スイートキャンディーモンスター」も披露され、会場は大歓声に包まれました。

1曲目が終了すると、ステージに“獣神竜”が登場。リボンが獣神竜を捕えると、彼女の姿が輝きだし……。

“獣神化”し、新たなコスチュームに変身!この演出にファンはますますヒートアップ!
ライブ終了後には、“白雪姫リボン”のCDデビューの発表も。デビューCD『初恋は君色メモリー』は11月6日発売予定。またこれを記念して、スペシャルライブ「RIBBON 1st Single Release Live in DMM VR THEATER」も行われるそうです。


CDデビューは11月6日。スペシャルライブも同日開催予定。

「XFLAG PARK 2016」場内は、有名Youtuberたちがゲームでアツいバトルを繰り広げる「Xtreme GAME SHOW」、『モンスト』の世界観をさまざまなライブパフォーマンスで再現する「Xtreme STRAIKERS' SHOW」という2つのカテゴリに分類。「Xtreme STRAIKERS' SHOW」は新日本フィルハーモニー交響楽団による「MONSTER STRIKE SYMPHONY」をはじめ、映画「座頭市」のタップシーンの振り付け演出を手がけたことで知られるタップダンサー・HIDEBOH氏によるタップショーや、人気キャラ・ハーメルンに扮したパフォーマーによるイリジュージョンなど盛りだくさんの内容で、来場者を楽しませていました。

「MONSTER STRIKE SYMPHONY」では、
『モンスト』のテーマ曲や超絶クエストなどおなじみの曲を元に編曲した「モンスターストライク 交響曲」が、
総勢100名近いフルオーケストラ編成で演奏された。

HIDEBOH氏が華麗なタップダンスを披露した「STRIKE“TAP”SHOT」。

こちらはアーティストたちが巨大なキャンパスに人気キャラたちをリアルタイムで描いていく
ライブペインティングショー「MONSTER's PAINT WALL」。

中でも圧巻だったのが、『モンスト』のキャラクター・「テキーラ」が主人公の物語を、世界トップクラスのパフォーマーたちが演じたアクロバットショー「AXION~EPISODE of TEQUILA~」。
幼い頃、常代の戦いによって家族を失ったテキーラ。イザナミの保つ秘宝・勾玉を狙うシンドバットとロミオ。海賊王シンドバットを追い、火の国に迷い込んだナポレオン。旅を通して想いをひとつにした彼らは、黄泉の主宰神・イザナミへと立ち向かう……。
「AXION~EPISODE of TEQUILA~」では、この物語をそれぞれのキャラに扮したパフォーマーたちがその超絶パォーマンスによって表現。天井から吊した長い布(ティシュー)を使った「エアリアル」にはじまり、細いポールを使ってのアクロバット、そしてトランポリンやシーソー、フープを使ったタイナミックなアクションと目を見張るパフォーマンスの連続に観客の目はステージに釘付け!とくに布をまとって空中を華麗に舞うエアリアルは非常に幻想的で、筆者も写真を撮る手を止め、思わず魅入ってしまいました。

パフォーマンスの合間には、後ろの大型スクリーンを使った演出も。

天井から吊された布を使って演技するエアリアル。高所で行うにも関わらず命綱はなし!

細いポールにも関わらず、ジャンプに逆立ちと自由自在。その身体能力の高さにはただただ驚くばかり。

クライマックス近くに見せた、ロープを使ったダイナミックなジャンプ。

10時間にも及んだ「XFLAG PARK 2016」は大盛況の内に閉幕。『モンスト』3周年ということで、12月10に公開を控えている映画版『モンスト』をはじめ、まだまだ何かを仕掛けてくれそうなXFLAG。今後の動向にも注目ですね。