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【特集】実写ドラマよりも劇的!?『ドット絵の名作Steamゲーム―RPG&ADV編』7選

昨今のゲームではフォトリアリスティックなグラフィックによるドラマチックな作品も随分増えましたね。今回の記事では写実的なグラフィックではない作品、それもドット絵の名作Steamゲーム・RPG&ADV編を7選して皆様にお届け致します。

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『2064: Read Only Memories』 価格:1,980円
開発元:MidBoss, LLC. 開発年:2015年 ジャンル:ADV

――近未来サイバーパンクSF
近未来のサンフランシスコを舞台に、失踪した友人が所有している「Turing」というロボットに導かれ、その友人の足取りを追うという導入から本作は始まります。グラフィックやアドベンチャとしての手触りは「PC-98」時代の作品に近く、意図的に寄せられていて、一定以上の年齢の方は懐かしさを覚えるでしょう。本作は公式に日本語化されるアナウンスがなされているので、日本語を待ってから買うのもありですが、一足早く物語や世界観を堪能したい方は是非待たずともプレイしてみてはいかがでしょうか。スラングなども多用されていますが、登場する英文は割と平易な方です。

『Replica』 価格:298円
開発元:Somi 開発年:2016年 ジャンル:ADV

――ひとつの端末から見えるドラマ
本作でプレイヤーは、テロの容疑が掛けられた青年のスマートフォンを操り、その端末からテロ容疑の証拠を見つけることを国家機関から命じられます。そしてその捜査の過程、つまりスマートフォンを覗き見る事により、一人の人間の個人情報を通じ、持ち主の人生が浮かび上がる構造を持ちます。その浮かび上がった人生は、悲喜こもごもで私達の心を揺さぶります。また、本作では、スマートフォンを通じて人生を覗き見る構造に対し、更に物語面でのツイストが加えられていて、非常に奥深い作品となっていると言えるでしょう。

『Dropsy』 価格:980円
開発元:Tendershoot, A Jolly Corpse 開発年:2015年 ジャンル:ADV

――愛を求めるピエロのハグとキス
本作においては台詞に値する文章が一切登場しません。どうやって登場人物の心情を表現しているのかというと、吹き出しに表示される絵(アイコン)よって表現されているのです。そのように“感じ取る”ことが重要になる本作は、非常に感受性を刺激してくれる作品です。ピエロの主人公と、それを取り巻く様々な街の住民、動物との心のふれあいは、時として厳しく、時として慈しみを持って接せられ、プレイヤーの心を揺り動かすでしょう。終盤においては怒濤の展開が待ち受けており、その展開はプレイして体験する価値があると言えます。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

皆様いかがでしたでしょうか?ドット絵だからこそ想像力を刺激されドラマが広がる、そんな気がしませんか?それこそがドット絵を採用したゲームの魅力なのです。写実的なゲームが溢れる今だからこそ、敢えてドット絵作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと思っているよりもずっと素敵な体験になりますよ!本稿ではRPGとADVと扱いましたがドット絵の名作Steamゲーム・アクション編を7選した記事もありますので興味があれば読んで下さると嬉しく思います。それでは皆様、多様性のあるより良きゲームライフを!
《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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