
次にやってきたのはアッカレ地方。北東のはずれの辺境ではありますが、紅く染まった木々が大変美しい大地です。辺境の地なので旅人は少なめですが、だからこそ個性的な旅人が集まるエリアでもあります。

ミナッカレ馬宿で出会ったゲルド族の旅人ラボーラさん。アッカレ地方でパートナー探しの旅を楽しんでいるとのこと。どんな旅をしているのか、密着しましょう!

午前9時に馬宿を出発し、北に向かって歩きます。先行してゴロン族が歩いていますね。

ラボーラさん、「ゴロン族はいいね…」とつぶやきながら歩いていますが…もしかしてゴロン族を狙っているのか…!?
先に歩くゴロン族はナッドンという名の行商人。後ろからラボーラが歩いてきていることにまったく気が付きません。

ラボーラさんの恋の手助けをしてやろうと思い立ったリンク、ナッドンに話しかけて足止めし、二人の距離を縮めます。この距離なら射程範囲でしょう。ラボーラさん、狙っちゃってください!

しかし後ろから同じスピードで付いていくばかりでハンティングの気配がありません。というか距離が近すぎて圧がすごい。

午後8時、途中雷が鳴り、雨宿りをするふたり。雨宿りなんてベタすぎるシチュエーション。恋が生まれるチャンス到来かとニヤニヤしていたのに、お互いにあさっての方向を見ていて全然意識していない!

午前4時。まるで某RPGのように連なって歩く3人。朝焼けがまぶしいなぁ~! こんな景色を見たら、感動でふたりの距離が縮まったり……
していない!

二人の距離にやきもきしていましたが、ラボーラさんのほうがほんの少しだけ歩くのが早いらしく、ふたりの距離はここまで縮まりました。これはもう一緒に旅をしている、つまり恋が成就しているという認識でよいのではないでしょうか?

再びイーガ団を呼び出して場を混乱させましたが、恋には障害がつきもの。幾多の苦難を乗り越え、ふたりの絆は深くなっていくのです!

…と思ったらナッドンが遠くまで逃げたためラボーラさんが先行する形に。後ろ振り返らないラボーラさん。逃げまどうナッドンの姿に失望したのか…?


午後5時、ヒガッカレ馬宿に到着。お互い別の入り口から馬宿内に入り、距離を取って休憩します。あ、これ恋生まれてないですわ…

午後6時40分、ふたりとも同じタイミングでヒガッカレ馬宿を出発し、来た道を引き返します。

スタルボコブリン、イーガ団、雷といった苦難を経て、距離が遠くなってしまったふたり。おせっかいと思いつつも再度話しかけ作戦を行い、ふたりの距離を縮めます。

しかし行けども行けども何も起こらず…

午後1時に3人で仲良くミナッカレ馬宿フィニッシュ。まるで親子みたいな絵面ですが3人はなんの関係もありません。

密着結果:ラボーラはミナッカレ馬宿とヒガッカレ馬宿の間を2日と4時間かけて往復していました。旅の中で恋のハンターチャンスは何度もあったけど何もなく終了。

ラボーラさん、運命の人は案外近くにいるかもしれませんよ…!? とはいえ、「パートナー探しの旅を楽しんでいる」と言っていたので、これはこれでよいのかもしれませんね。
>>次ページ:タバンタ地方の旅人に密着!