
ところ変わって次は北西のタバンタ地方へ。雪が降り積り、防寒仕様の服を着ていないといられない極寒の地です。

雪原の馬宿で出会ったヘチマルさん。この寒さの中、腕まくりをしてやる気満々。モテたいという理由で始めた盾サーフィンにすっかり魅了され、へブラ山に盾サーフィンをしに行くとのこと。面白そうなのでついていきました!

午後3時、雪原の馬宿を出発。南西に向かいます。これまでで最も過酷な環境の旅路。こんな時間に出発して大丈夫なのか…!?

雪原には危険がいっぱい。雪に擬態していたリザルフォスに襲撃されます。しかしヘチマルさん、やる気満々なのは盾サーフィンだけで、魔物退治はからっきしのご様子。盾で身を護ろうともしません。そう、背中の盾は身を護るものではなく、あくまで盾サーフィンのためのものなのです!

午前3時、タバンタ村跡に到着。ここは廃村になっており、モリブリンが住み着いています。こんな危ない道を通って大丈夫か!?



こんな危ない道を歩かなければ危険な目に合わずにすんだのに!…でもなんだか憎めないキャラしてます。

午後1時、地獄の雪原地帯を抜けたところで、ボコブリンとリザルフォスの守る櫓を発見。しかしヘチマル、身を隠さず堂々と歩み続けます。嫌な予感しかしない。


この後に及んで盾は絶対に使わないヘチマル。初心を貫き通すその姿にある意味感動すら覚えます。

午後6時、様々なトラブルがありましたがようやくリトの馬宿が見えてきました。


午後8時、リトの馬宿に到着! 生きてここまでこれて本当に良かった! 馬宿の中の椅子に腰かけ、しばしの休息です。

と、喜びもつかの間、タイミング悪く赤き月がやってきました。

午前12時、おもむろに立ち上がるヘチマルさん。どうやら来た道を戻るようです。
さっき赤い月が来たよ! 道中倒した魔物復活しているよ!?

しかし彼は忠告を聞かずあの危険な道を引き返して行きました。
ヘチマルの行く道が安全へとみちびかれますように…

密着結果:ヘチマルは1日と5時間かけて雪原の馬宿からリトの馬宿まで移動していました。その道中にはモリブリンの巣食う廃村やリザルフォスの守る櫓があり、しかも雪で視界が悪く危険度MAX!

おじさんが盾サーフィンするところを見られずに密着終了!
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