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『どうぶつタワーバトル』制作者が語った大ヒットの裏―悪戦苦闘の日々、今後の展開など

OS/Android向け対戦型大ヒットパズルゲーム『どうぶつタワーバトル』を手掛けたYuta Yabuzaki氏は、自分の経歴やアプリゲームを作り始めたきかっけ、ゲーム作りで悪戦苦闘した事、プレイヤーへの感謝の言葉、今後の取り組みなどを自身のブログにて語りました。

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iOS/Android向け大ヒット対戦型パズルゲーム『どうぶつタワーバトル』を手掛けたYuta Yabuzaki氏は、自身のブログにて同作を制作した想いなどを綴っています

同作は、対戦相手と交互に、ランダムで出現する動物をプラットフォーム上に積み上げていくパズルゲーム。プレイヤーは、自ターンにおいて動物をプラットフォーム外に落としてしまうと敗北になります。個人制作のアプリゲームとしては異例の大ヒットを飛ばしました。

当初同作は、個人制作のアプリゲームとして細々と配信されており、昼間でも対戦相手が誰もいないのが普通で多くても5人程度しかいなかったそうです。そこに「わざと初手で負ける」荒らしプレイヤーによってゲームに危機が訪れます。同氏は、プレイヤーにBANの処分を行うシステムを同作に搭載しておらず、それを搭載するためのアップデートをストアに申請したのですが、承認されるまでの数日間は辛くて地獄のようだったと語っています。


そして、2017年末に『どうぶつの森 ポケットキャンプ(以下:ポケ森)』がリリースされた事で「どうぶつ」というワードが、各ダウンロードストアの検索トップになるという意外な好機が到来します。「どうぶつ」の検索結果で『ポケ森』と並んで『どうぶつタワーバトル』が表示されるようになった事でインストール数が爆発的に伸びたそうです。

さらに、多くのメディアや人気YouTuberなどに取り上げられた事で予想以上のヒットを飛ばし、App Storeのダウンロードランキングにおいて『ポケ森』を一時的に抜くという快挙を成し遂げます。加えて、e-Sports的な楽しみ方をするプレイヤーも現れ、こちらも予想外の出来事だったそうです。

しかし、予想外の大ヒットの影響でサーバーに負担がかかり不具合などが生じて、同氏に負担がかかり辛い事もあったそうです。ただ同氏は「自分が1度あきらめてしまったアプリをたくさんの方が面白いと言ってくれていて、盛り上げてくれていることがその何百倍も嬉しかったです」と語っています。

そして同氏は、同作に新しいどうぶつを追加すると発表。さらに新アプリなども作っていきたいと明らかにしました。

以下のURLには、本記事で紹介できなかったエピソードや制作秘話、Yuta Yabuzaki氏の歩みについてなどが綴られているので、『どうぶつタワーバトル』のプレイヤーはもちろん、アプリゲームの制作に挑戦しようと思っている読者は是非ご覧ください。

「どうぶつタワーバトル」というアプリを作った話とか自分のこととか
http://blog.planet12.jp/post/dotaba/
《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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