◆あまりにも屈折しすぎた雑魚敵「オレナンカドーセ」

ネスに立ちはだかる敵は、全員が全員自信に満ちあふれているわけではありません。オレナンカドーセはその典型で「俺なんかどうせ」とひねくれた存在なのです。
見た目はウンコそっくりですし、仲間を呼んでも来てくれないし、深く考えすぎておかしくなってしまうし……。なんだか敵なのに憎めない存在ですよね。
◆なぜか3番目を競う「あなのぬし」

ドコドコ砂漠にあるモグラの巣穴には5匹の穴の主がいます。そして、彼らはなぜか「自分がその中で3番目に強い」という意味のわからない主張をするのです。そこは一番を目指せよ! と言いたくなりますが、中庸がいいという思想なのでしょうか。
しかし、実際に彼らはみんな同じような能力なので3番目(平均的)というのは正しい主張であると言えます。言えるのですが、それにしてもそんなことを自信満々に言わなくたっていいでしょう……!
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