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『閃乱カグラ Burst Re Newal』は色気だけのゲームじゃない! “セクシー”以外に注目したプレイレポをお届け

パッケージや広告に「美少女」を前面に押し出す家庭用向けゲームは、今ももちろんですが、一昔前も数多くリリースされていました。ハードのみならずジャンルも問わず、実に多彩な展開を見せていたことは、古参ゲーマーならばご存じでしょう。

ソニー PS4
『閃乱カグラ Burst Re Newal』は色気だけのゲームじゃない! “セクシー”以外に注目したプレイレポをお届け
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◆「忍」の戦いは、攻守入り乱れる激戦!



ゲーム映像だけを見ている方は、ともすれば「無防備に近い雑魚敵をひたすら倒すだけ」と思ってしまうかもしれません。ですがプレイしてみると、その認識と実際のゲーム体験が大きく異なることに気づくでしょう。3DS版をプレイ済みの筆者にとっても、本作でそのバトルは更なる緊張感が盛り込まれていると感じました。

3DS版は主に「攻め」が重要でしたが、本作では攻撃をコンボで与え続けている間でも敵の攻撃が挟まる場合があるため、「攻めと守り」のバランスが大事。敵の攻撃には予兆があり、視覚化された「殺気」に合わせてガードをすると「弾き」に。弾くと周囲の敵が気絶状態となるので、更なる攻撃を加えることができます。


テンポのいい攻撃を繰り出しつつ、相手の「殺気」に反応して防御に切り替え。ジャストガードで「弾き」になれば、一気呵成に攻めへと転身。この、攻めと守りが頻繁に切り替わるバトルは、言い換えるなら爽快感と緊張感のせめぎ合いでもあり、肉薄する戦いになればなるほど手応えや満足感を得られます。


この充実感は、1vs1での戦いだとより映えるので、キャラクター同士の一騎打ちはシチュエーションも相まってテンションup。フィールドを縦横無尽に駆け抜けて飛翔する「忍バトル」を、心地よく堪能することができます。


忍らしく二段ジャンプやショートダッシュ、ロングダッシュなどもあるので、広い空間でも機動性を活かした戦いが楽しめるのも嬉しいところ。アクションの一部には硬直もありますが、例えば着地の硬直をショートダッシュでキャンセルする、といったテクニックもあるので、自分なりの戦い方を見つけるとより楽しくバトルを展開できるでしょう。ガードでもキャンセルできるので、ここでも「守り」は大事です。的確な防御を駆使することで、新たな攻撃に繋げる快感を味わえます。

そして、セクシー要素に敢えて目を背ける今回の趣旨的にも押さえておきたいのが、衣装破壊について。読んで字のごとく、ダメージを受けることで衣装が破壊され、下着姿になってしまうという要素ですが、この衣装破壊を「なし」にすることも可能。


「あくまでアクションがしたいんだ、セクシー要素は見たくない!」「キャラは好きだが下着姿は不要」という硬派な紳士にお勧めの設定です。「見て欲しいが、見たくない人には見せない」という開発側の意気込みと配慮が感じられます。

◆セクシーから目を背けても、難点からは目を背けない! 改善して欲しいポイントも



ここまでは本作のバトルにおける魅力的な部分について触れましたが、改善して欲しいポイントもいくつか見受けられます。まずは、機動性の高さからスピーディな展開になる本作において、キャラクターの視認性が十分とは言えません。演出も相まって、乱戦の際には各キャラの動きが判別つきにくい時もあり、また公園にある茂みなどのオブジェクトに紛れると、更に見づらくなる時も。

また、俊敏な動きに対してカメラワークが万全ではなく、壁際での攻防では状況が把握できなくなることもありました。視界が十分でないと次にどうするかの判断が決めかね、その間に攻撃を食らってしまうのはやはり嬉しくありません。


またカメラワークとも関連しますが、本作のロックオンもやや使い勝手に難点が。スピーディな動きで視界が飛びすぎないよう、ロックオンで相手を狙いやすくできるのは助かりますが、大量の雑魚と戦う時にはデメリットとなる場面もあります。状況によって注目したい相手は変わるので、逆にロックオンした敵に視界が引っ張られてしまうようなケースは少々困りものです。

ロックオンの対象は任意の操作で変更可能ですが、切り替え操作は十字キーで行うので、その間は操作キャラを移動させられません(親指でレバー、人差し指で十字キーといった操作なら不可能ではありませんが、ちょっと厳しいので…)。乱戦時には切り替える暇がなく、視界のハンデを背負いながら戦うことも何度かありました。


これらの理由により、雑魚戦は少々やりにくい印象です。致命的と言えるほどではありませんし、ある程度慣れで緩和することもできますが、これからのシリーズ作で改善されると嬉しいのも事実。今後に期待します!

『閃乱カグラ Burst Re Newal』で描かれる物語もポイント!
《臥待 弦》
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